|
|
奈良県奈良市池之町にある杉森建具店の山中社長が、色々な建具を製作し、納入している完成品をご紹介いたします。
まず一般家庭の障子を紹介します。普通の障子は、格子が一本ずつですが、今回の障子は、二本ずつの格子となっています。
あまりお目にかからない障子です。変化があって、趣もあります。
組子の技法に優れている、山中社長なので、「枘(ほぞ)」の技法で、上手く製作しています。 |
|
|
次に、一般の家庭の応接間へ、障子を納入しました。
その障子とは、格子に囲まれたマスが72個もある、大変こった障子です。
一枚の障子の中に、72個のマスがあるのは、あまり聞いたことがありません。
1本、1本の細い木を組子の技法で、組み込んで行き、72個のマスを作るべく、交差して組み込んでいきました。
大変手間のいる作業ですが、山中社長は、黙々と作業を進めていきました。 |
|
|
右の写真は、山中社長が精魂込めて製作した、障子をはめ込んだ応接間の写真です。
この完成した障子をはめ込むことによって、部屋がキチット締まって見えます。
純和風の応接間であり、障子が純和風を盛り上げています。また応接間もこの障子の影響で、豪華に見えるのは、私だけでしょうか。 |
|
|
左の写真は、4枚の障子建具をご覧いただきますが、4枚が一つのキャンバスになり、富士山を組子の技法を使って、見事に描いています。
雲なども描かれており、完全に絵画の世界に引き込まれそうです。
富士山のてっぺんの丸みをおびた感じなどは、見事な組子の技術です。
これをご覧になったお客様は、色々話題にされることでしょう。 |
|
|
奈良市の大きな住宅に、型板ガラスを組み込んだ、ガラス障子を納入しました。
奥に杉森建具店の山中社長が立っていて、他の施工箇所を見ています。
納入したガラス障子は、3枚組で廊下に面した場所に納入され、はめ込まれました。
柱や天井の色ともマッチして、すっきりした雰囲気を出しています。 |
|
|
奈良市の純日本家屋で、応接間のガラス障子を納入しました。
そのデザインは、少し変わっており、障子の中央に横格子が細かく集中しています。
一般では、あまりお目にかかれないデザインです。
すりガラスが全面に張り込まれており、横格子がアクセントになっています。
少し変わったガラス障子です。組子の技法が使われています。 |
|
|
奈良市の純和風の住宅で、応接間で庭を眺める部屋の障子に、組子をふんだんに使った障子を納入しました。
ご覧いただければ、お判りになりますが、真ん中2枚の引き障子を下げるとはっきりとした、菱形が完成いたします。
こういった意匠を考えるのは、杉森建具店の山中社長さんです。
4枚一組の中に、色々なデザインを考えていきますが、その才能たるや、感嘆の声を上げるばかりです。 |
|
|
最後に、引き違いの扉の紹介です。
よくご覧いただければ、判りますが、扉の木の目が柾目になっており、綺麗に整っています。
どちらを比較しても一緒の柾目であり、製作技術が高度なのがよくわかります。
以上色々な建具の完成品をご覧いただきましたが、杉森建具店の山中社長さんの、素晴らしい技術をこれからも、ご紹介していきます。
山中社長さんに、大拍手です。 |
|