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奈良市池之町にある杉森建具店の山中社長は、吉野の材木屋さんからの依頼で、大きな扉を製作し、完成、現場へのはめ込みをしました。
その施工完成写真をご覧いただきます。
吉野の材木屋さんから、吉野杉の材料支給もあり、製作、はめ込みだけですが、なにせ大変、大きな扉ですので、製作が大変でした。
高さ2メートル40センチと高さ2メートルの2種類です。
写真は、高さ2メートル40センチの高さの扉ですが、2枚製作し、夫々違う場所へ取り付けました。
殆ど天井に届きそうな高さでした。はめ込みの施工も上手くいき、問題なく綺麗に上がりました。 |
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杉森建具店の山中社長のお話によると、最近のお客様の好みの傾向が木の表面の節が出ている木を好まれるとの事です。
柾目の真っすぐな年輪がでている木よりも、節があり、変形した模様が好まれろ傾向にあるとの事です。
高さ2メートルの引き戸の扉のはめ込みの施工も綺麗に仕上がって完成しました。
中の照明の確認のため、引き戸の上部に飾りガラスをはめ込んであります。 |
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吉野の材木屋さんからの材料支給にて、大きな扉を3枚製作しましたが、吉野杉の逞しさをそのまま扉に出せるように製作しました。
高さ2メートル40センチで、殆ど天井に届く高さですが、吉野杉の逞しさが扉にも表れています。
吉野杉の節がよく出ていますが、お客様の要望だったので、遠慮なく節を気にせず、製作に励みました。
電気工事がまだ途中の写真ですが、扉は、完全に出来上がっており、取っ手もしっかり付いています。 |
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コンセントの取り付けなど、電気工事も完全に終わり、改めて写真に収めました。
扉の半分上には、飾りガラスがはめ込まれており、扉の向こう側の照明もおぼろげですが、見えています。
通常2メートル40センチの高さの扉は、個人宅では大変珍しいのです。
吉野の材木屋さんから、材料支給で、大きな扉を作りましたが、吉野杉の良さ、逞しさがしっかり出ている扉でした。 |
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右の写真は、今回の大きな扉の製作の際、山中社長が色々説明をしてもらった時のものです。
笑顔が素敵で、明るくしっかり、判り易く、説明をしていただきました。
息子の悠紀さんも、建具職人として、杉森建具店に入社して、もうすぐ1年になります。
息子の職人としての成長を見守りつつ、色々な建具の製作に邁進している山中社長です。
特に組子建具の名匠として、これから全国に知っていただきたい建具職人さんです。
3月には、吉野のレストランで、組子の建具を施工するとの事、楽しみがまた一つ増えました。
山中社長さんがんばれ! |
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