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昨年3月末に杉森建具店に、就職した山中社長の息子の悠紀さんは、一年と少し経過して、色々修行をした結果、今回は初めての建具の製作を許されました。
その完成した電動扉用の建具を拝見していきます。悠紀さんの初めての商品であり、私も感無量です。
入口正面の真ん中の真新しい扉がそれです。悠紀さんは、扉の取り付けの施工も行いました。 |
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この扉を設置した場所は、奈良県御所市新地商店街にあります。奈良県からの要請で、御所市の新地商店街がシャッター商店街になっていたので、その振興策として、企業誘致を図り、プロジェクトチームに依頼がきたのです。
リフォームを全面的にやり、山中社長は、本年2月に東京の新宿のオゾンに出品した、組立式建具を店内に陳列する事にしました。
このオフィスには、デザイン関連の会社が入居される予定です。
山中社長の息子さんの悠紀さんが、製作した、初めての建具扉は、入口の自動扉として燦然と輝いています。
これからは、色々な商品を作ってくれるように、より一層の指導を行い、徐々に一人前になるように、鍛えて行きたいと、山中社長は、目を細めながら、私に語ってくれました。 |
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右の写真は、山中社長の息子さんの悠紀さんが、他の会社の職人さんから、カンナをもらい受けて、お父さんの親方から、カンナの扱い方、刃の調整の仕方などを、教わった時のものです。
工場内では、山中社長は、厳しい口調で息子の悠紀さんを指導していきます。
怒っているのではなく、あくまでも教えています。息子の悠紀さんも、それに応えて、知識の吸収のため、必死になって、よく聞いて吸収していきます。
全国的にみても、建具の職人さんで、18歳・19際の職人さんは、おられないでしょう。悠紀さんは、大変貴重な存在なのです。
組子建具の名工としての腕前を持つ、山中社長の息子として、一生懸命に腕を磨いて、組子建具は勿論、質の良い建具を作れるように、頑張って欲しいと願っております。 |
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