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お盆過ぎに、奈良市の杉森建具店さんの山中社長さんを訪ね、色々お話を聞き、同時に取材・撮影をさせていただきました。
丁度、奈良市のお客様が息子の悠紀さんを見て、是非建具を頑張って作って欲しいとの指名・要請で、建具扉を作ることになりました。
山中社長は、お客さんから、要望されることは、大変名誉な事であり、息子の悠紀にとっても、励みになります。と言っていました。
扉の横板を作るため、適当な木を裁断するため電動の鋸を使って、裁断しています。
まだまだ、おぼつかない姿勢で裁断していますが、山中社長は後で、姿勢について話をされていました。 |
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息子の悠紀さんは、お客様から、指名・指定された建具扉を作製するため、扉の柱の製作を始めています。
まず綺麗に電動カンナで削られた、化粧柱に印を付けて、裁断する箇所をしっかり決めます。
その後、電動丸鋸盤に、その木を乗せてしっかり固定し、裁断していきます。 |
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その際、化粧柱を固定する際に、柱に傷などがつかないように、別の小さい木を化粧柱の上に置いて、上から固定します。
ちょっとした配慮ですが、こういった事が、全ての完成に影響してきます。
悠紀さんは、この一年半の修行作業の中で、こういった場面を何度も経験してきています。 |
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悠紀さんは、建具扉の化粧板の縦柱と横柱の全てを、電動丸鋸盤で裁断していきました。
電動丸鋸盤などの工場内にある、機械の取り扱いについては、すべてマスターしており、山中社長も安心しています。
今回のお客様からの指名・要請の建具扉は、後日完成ですが、完成品は、後日アップさせていただきたいと思います。 |
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杉森建具店の山中社長から、ならまち商店街の中の肉屋さんから、まな板の補修をして欲しいとの依頼を受けていると言って、大きな板を見せてくれました。
話を詳しく聞くと、このまな板は、銀杏の木で、大変硬く、まな板などにてきしているとの事。悠紀さんも一緒に写真に納まってもらいました。
水に濡れている所の補修ですが、2枚の板を一枚に加工し、包丁で凹んだ所を削って平たくするとのことです。どんな感じになるのか楽しみです。 |
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奈良市の杉森建具店の山中社長は、プロフィールにも述べておりますが、趣味が木工であり、根っからの建具職人さんです。
製作過程では、組子建具を得意としながらも、一般的な建具も幅広く手掛け、質の高い建具作りを目指して日々、建具作りに邁進しています。
最近、「ええ職人ドットコム」からの指名も多く、また直接の問い合わせも多くなってきています。
性格的にも、温厚で優しく、色々な質問にも、丁寧に判り易く説明してもらえます。
建具のことなら、何でも、杉森建具店の山中社長に相談されたら、良いと思います。皆様のお問い合わせをお待ちいたしております。 |
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