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今回は、大きな行燈を奈良市池之町にある杉森建具店の山中社長が製作されたので、その出来栄えをとくとご覧下さい。
行燈は、高さ(H)は750MM 横(W)500MM 奥行き(D)300MM の大きさです。
高さは、普通の事務机より高いので、大体想像して頂けると思います。
奈良県産の吉野杉を使い、奈良和紙を使用しており、地産地消です。
杉森建具店の山中社長の実妹さんが嫁がれているご主人が大手のハウスメーカーに建築を注文されて、どうしてもこの行燈が欲しいとのことで、ハウスメーカーからの贈答品として話を進めることになりました。 |
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この組子行燈の型は、「氷組」です。
大変変化に富んでいて、山中社長が好きな組子の型の一つです。最初に行燈の大きさをお伝えしましたが、結構大きな行燈で、新築の家の玄関・応接室・居間・寝室どこに置いても大変栄える行燈です。
氷組という組子の型は、行燈という和風の置物ではありますが、氷組という比較的斬新な感覚のデザインを施工することによって、随分ハイセンスな置物に変貌します。
妹さんご夫婦も大変、喜ばれました。大手のハウスメーカーも、施主様が喜ばれていることに感激し、大変良かったとの評価でした。 |
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山中社長の息子さんの悠紀さんは、杉森建具店に建具職人として修業に入ってから、一年が過ぎました。
「親方から、建具の製作をしても良いと許可が出ました。」と嬉しそうに、私に話してくれました。
この一年間、山中社長は、マンツーマンで指導してきました。息子の悠紀さんも、謙虚な態度で応えてきて、いよいよ建具職人として、ワンステップ進む段階に入っていきます。
お二人の活躍、悠紀さんの一層のレベルアップを心から願っています。 |
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