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此方の組子細工は奈良市の建具職人「杉森建具店」山中さんが製作・販売している「組子コースター」
日本の伝統工芸の組子技法で、一品づつ手作りされた本格的な組子商品です。
中でも高級欄間等に用いられる事が多い伝統的な菱型組子模様を基本形に、三組手の「三組手亀甲」が作られ、更に三角形の格子組子には「かさね竜胆(りんどう)」文様が細かく細工されています。
もともとは日本家屋の建具装飾として発展してきた、伝統工芸である「組子細工」は、職人の高度な手技で作られる一品です。
和室の減少など昨今の住宅様式の変化もあり、普段見掛ける機会が少なくなってきました。 そんな昨今だからこそ、気軽に手にできる伝統工芸品が身近にあるのは有意義な事に感じます。
それは単に「物」を所有するのではなく、職人の「技」に触れる喜びがある事なのだと思いました。 |
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此方の三本の木片を組み合わせてつくる「雑木林ポット敷」
このシンプルなデザインも組子細工の伝統技法、三組手で作られており、もちろん本物の木製。
パーツ一本毎に色が違うのは、チーク材・ケヤキ材・ナラガシ材の三種類の木材を用いてるからで、着色されているのではありません。 それぞれの木材による色の違いはもちろん、微妙に異なる木目も楽しんで貰えるようにとの、山中さんの遊び心が溢れるデザインです。
Simple is BEST そんな言葉が思い浮かんで来るデザイン! 簡単に組み立てできるけど、簡単にばらけてしまわない!組子細工の0.1ミリ単位の加工精度を手にした方が自ら味わっていただけます。 |
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ここで御紹介した写真の組子細工工芸品は平成26年度「奈良の贈り物プロジェクト」企画用に開発された商品です。
このプロジェクトは「贈る側も、贈られる側も感動が得られる」、そんな贈り物を作りたい・・・と云う「想い」で始まった奈良県が企画・推進するプロジェクトで、「この地が育む、穏やかで簡素、それでいて洗練された「奈良の贈り物」を大切な方に」と云う想いが込められています。
奈良県内の様々な伝統工芸品や特産品等をつくる生産者が選出され、杉森建具店の山中さんも選定されて名を連ねられています。
奈良県が太鼓判を押す「杉森建具店」中山貴彦さんの、手作り組子細工は、写真で御紹介した「組子コースター(税別・3,000円)」と「雑木林ポット敷(税別・1,800円)」の他に「雑木林コースター(税別・1,300円)」もございます。
ご興味のある読者さまがおられましたらどうぞお気軽にお問合せください。
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