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奈良市池之町にある、杉森建具店の山中社長の長男の悠紀さんが、杉森建具店に入社して、今年の3月で丸2年になります。
山中社長は、息子の悠紀さんをじっくり指導して、今日まで来ましたが、身内を指導する事の難しさを実感しつつ、がんばっておられます。
一方、長男の悠紀さんも、教えをしっかり守って、ほぼ一人前の状態まで進歩してきました。
最近は、お客さんから、悠紀さんに直接注文されることがあるそうです。
右の写真は、悠紀さんが、お父さんのアドバイスをもらって作った板戸・建具扉です。製作は、全て悠紀さんが、携わった完成品です。 |
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左の写真は、息子の悠紀さんが、断裁機を使って、材料の加工をしているところです。
山中社長が自分のスマートフォンのカメラで、瞬間的に撮影しました。
悠紀さんの顔が、殆ど見えませんが、やむおえません。
一生懸命さは、伝わってきます。そんな雰囲気が出ています。
以前の施工例で、「古民家の建具扉を製作する」の宿泊施設で、追加の注文が出たのです。 |
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左側の写真の窓は、麻布であり、「奈良ざらし」といいます。 麻布なので、細かい穴が開いており、風通しが非常によく、夏用の扉です。
右側の扉の窓は、普通のガラスの窓です。
この二つの扉の窓は、枠が外せるようになったおり、夏用・冬用と簡単に交換できる優れ物です。これも悠紀さんが、一人で作りました。 |
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宿泊施設で完成した窓付き扉建具が完成したので、悠紀さんが、スマートフォンのカメラで完成写真を撮っています。
その場面をお父さんの山中社長がスマートフォンのカメラで、写真を撮っています。
この宿泊施設の扉建具は、全て息子の悠紀さんが、つくりました。
山中社長にとっては、大変大きな戦力となってきたと、目を細めて自慢げに、私に打ち明けてくれました。 |
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この宿泊施設は、悠紀さんを気に入ったらしく、もう一つの扉も発注してくれました。
写真のごとく、引き戸扉の表裏を掲載させていただきました。
悠紀さんは、今、一番自信をドンドンつけています。
作るのが楽しくて仕方がない感じに見受けられます。
悠紀さんのより一層の成長に期待いたします。 |
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杉森建具店の山中社長は、建具職人として、組子建具を得意としていますが、木製建具全般に亘ってその技量を大いに発揮されています。
長男の山中悠紀さんは、一昨年の3月に杉森建具店に入社し、一から建具の製造に挑戦し、山中社長は、息子の成長を期するために、厳しくもあり、丁寧に説明してやり、今日に至っています。
悠紀さんは、お父さんの期待に応えるために、コツコツと努力してきました。
今や、お客様からの評判も良く、直接悠紀さんに注文されるお客様も出てきています。
山中社長も会社の一戦力として、悠紀さんを考えるようになっています。
年末は、大変超多忙であり、余裕がなかったので、今年に入って落ち着いて仕事をしたいと、言っていました。
お二人の今年の活躍をしっかり見ていますので、頑張っていただけるようにお願いいたします。 |
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