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奈良県奈良市池之町にある、杉森建具店では、現在山中貴彦社長と長男の山中悠紀さんの二人で、奈良県全域をカバーして動いています。
今回は、建具というよりは、大きな建具、即ち、奈良市内の個人宅の玄関の門を製作し、施工しました。
その出来上がった姿をご紹介いたします。
玄関の前から見て、右下にいつも通る勝手口ぐらいの大きさの引き戸がありますが、お客様によっては、この扉から出迎えた方が良いと思われた時は、このい扉を開けて、出迎えます。
後でご紹介しますが、勝手口は、正面に向かって右端にありますので、この正門の小さな引き戸は、来客の場合のみ使用されます。
左側には、全体の5分の3ほどを占める扉が、あり、これが正規の扉なのです。普段はめったに開けない扉になっています。 |
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それでは、前から見た、建物の外観を見ていただきます。
玄関の正規の門の木の新しさが際立って、こちらに伝わってきます。
一番右端に、このお家の方達が出入りされる勝手口があります。
木の植えられてる位置、全体の建物のバランスなど、どれをとっても、文句のつけようのない、日本家屋だと感じさせてくれます。 |
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奈良市小泉町の個人宅に製作して、納入施工した、変わった建具をご紹介いたします。
この写真は、山中社長が得意とする、曲線で描かれている「乱形」の建具です。
4枚1組の障子になっていますが、4枚が揃うことによって、一つの絵が完成されるのです。 |
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この「曲線乱形」の絵を正面から見てみます。
製作するに当たって、曲線なので、しっかり曲げて、しっかり止めることが必要になってきます。
その技術をしっかり発揮して、綺麗な一枚の絵に仕上げています。
曲線は、どこもぎくしゃくした所はなくて、流れるような曲線を描き出しています。お見事な出来栄えでした。 |
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奈良市小泉町の個人宅で、色々な変わった建具を納めましたが、写真の収納庫も日本的な収納庫として、誇れる感じに仕上がりました。
このお家の床の間近くに、丁度良い空きスペースがあり、その場所に、お客様と相談して、日本的な収納庫を作る事を提案し、採用されました。
出来上がってみて、お客様も喜ばれ、出来具合も大変気に入っていただけました。ちょっとした、隙間も利用の仕方で、大きな成果となります。 |
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奈良市小泉町のお客様は、応接間の正面に仏壇を置きたいとの要望を言ってこられました。
仏壇の大きさを考えて、その仏壇を収納できる、囲いを作る事になりました。
その完成した写真が、この写真です。上の扉は、観音開きになっており、扉を開けて、奥へ収納できるようになっています。
下の扉は、スライド扉になっていて、仏壇の扉のサイズ・寸法に合わせて作られました。
この部屋に仏壇が何の囲いもなく、置かれていたら、少し違和感を覚えるでしょうが、このような囲いで覆われていれば、全く違和感はなく、普通の応接間として、思われるでしょう。 |
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この写真は、山中社長の長男の悠紀さんが、杉森建具店に入ってきて、1年位が経った頃の写真だと思います。
最初から、山中社長は、厳しく、機械の扱い方や、用具の使い方などを、教えてきました。
悠紀さんも、毎日一生懸命に覚えようと、頑張ってきました。
その結果、この夏を迎えて、一人前のお墨付きを親方のお父さんから、頂きました。
この二人で、奈良県全域をカバーして、建具の注文を受け、製作し完成した建具を納入、はめ込みをしています。
山中社長は、経験も豊富であり、皆様からのご質問には、丁寧に答えていただきます。
皆様からのご下命を是非宜しく、お願い申し上げます。 |
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