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奈良県奈良市池之町にある、杉森建具店の山中社長と息子の悠紀さんとは、富雄の個人宅へ、色々なデザインの建具を製作し、納入しましたので、ご紹介いたします。
この写真は、床は、フローリングでありますが、壁面は、正規の左官屋さんが、施工する土壁であります。
大変、落ち着いた風情が出て来ます。そこへ木製の格子戸がはめ込まれています。
土壁と格子戸との境目は、半円形となっており、見た目は、大変和風ぽい感じに仕上がっています。
格子戸の向こう側は、何があるのか、目をこらして見ても、良く判らない感じです。 |
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奈良市富雄の個人宅へ、色々なデザインの建具を納入しましたが、応接間から庭を見るときに、廊下に出る窓扉の端に際立った細工をしました。
お客様と相談して、決めましたが、組子の模様をしっかり出して、変化を持たせるようにしました。
周りは、殆ど直線ばかりの柱であったり、窓であったりしますので、そんな中に、組子をあしらった柱のごとき、デザインがくると、一瞬驚きに感じてしまいます。
杉森建具店の山中社長は、組子の細工を得意にしています。
幼少の頃から、趣味が木工との事なので、組子の細工や仕上げは、得意にしておられる分野です。
そんな山中社長の出来栄えに、お客様も大変喜ばれました。 |
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奈良市富雄の個人宅の組子の細工は、大変綺麗に完成しましたし、スリガラスをはめ込んで、一層、引き立ちました。
応接間を少し奥に入って、庭を見て見ますと、組子を細工した柱の感じの組子は、異彩を放っており、見る人に、ある種の感動を与えるのです。
組子模様は、連続して連なっており、良く使われる麻の葉の模様だと思われます。
組子細工の施工は、見る人にある種の感動を与えてくれますし、製作する側の努力が、報われる施工と、なるのです。 |
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奈良市富雄の個人宅の色々なデザインの建具を紹介しておりますが、居間の建具も、大変、手の込んだデザインになっておりますので、ご紹介しておきます。
3枚1組の引き戸には、全面デザインスリガラスが入っており、向う側は、見えないようになりますが、室内は、大変明るく、全く問題は、ありません。
またその左側には、小さめの引き戸が、設けられております。
その引き戸は、縦の格子戸になっております。ちょっとした変化を持たしております。 |
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また、違う部屋には、スライド引き戸に縦格子、それも大変細かい縦格子が、3段に分けて製作されており、見た人の印象を、大変大きなものに、してくれます。
殆ど向こう側は、見えなくなりますが、木の温かみが良く判る扉であり、木の香りもプンプンと噴出してきそうです。
今回の奈良市富雄の個人宅の色々な建具は、一つとして、同じ物はありません。
全部デザインが違いますし、それゆえに、趣も違って感じられます。 |
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上の写真でご覧いただいた細かい立て格子の引き戸の左側には、お客様のご要望により、テレビ台を製作することになりました。
テレビ台は、建具の範疇を飛び出して、家具の領域になりますが、最近は、そのテレビ台の注文も結構あります。
横に長い、スッキリしたテレビ台が完成して、お客様も大満足です。この部屋の右側の奥には、組子をあしらった柱があるのが、判っていただけますか? |
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奈良市富雄の個人宅の奥に位置する、日本間の応接室をみていただきます。
暗くて良く見えませんが、障子には、雪見障子が施工されております。 左側の床の間に近い出窓の欄間には、組子が色々施工されていますし、その下の4枚扉の建具には、組子の技法をふんだんに使っており、日本間としては、最高の完成度になっています。 |
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この写真は、山中社長の長男の山中悠紀さんが、杉森建具店に入って来られて間もない頃の写真です。
当時は、身体も小さく、まだ幼い感じがしていましたが、今やお父さんと同じぐらいの身長になり、建具の技術が向上するに従って、ちょっとした貫禄も付いてきた気がします。
この親子二人で、奈良県全域をカバーしており、大変忙しくしておられます。
長男の悠紀さんも、もう一人前になっており、山中社長も分野によっては、任せております。
山中社長は、建具の経験・知識は、大したものです。皆様からのお問い合わせや、ご質問には、丁寧に答えて頂けます。
皆様からのご下命をお待ちいたしております。どうぞ、宜しくお願い申し上げます。 |
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