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奈良市の大きなお家の玄関に新たな格子引き戸を製作、はめ込みをする事になりました。
今回は、工務店さんからの注文で、工務店の大工さんが、前もって大きな木枠を作り、基礎をしっかり施工して頂きました。
向かって右側の下には、大きな敷石があり、その敷石は、そのままで、施工がされ、したには、敷居はありません。
現場でしっかり採寸して、工場にて製作にかかりました。 |
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工務店の大工さんからの指示で、格子扉(引き戸)の格子の表面は、均一の格子ではなく、夫々変化を持たせて欲しいとの要望です。
そのため、格子の表面に凹凸をつけるため、1本、1本製作の際、十分に気を付けて、格子の木を削っていきました。
写真を注意深く見ていただければ、判ると思いますが、格子の表面には、色々凹凸があります。
このような凹凸のある格子戸の製作は、初めてでした。
枘(ほぞ)の技法をふんだんに使って、表面には、凹凸のある格子戸を組み立てていきました。 |
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工場で製作完了し、現場でも、はめ込み完了し、施工完了した写真です。
格子引き戸の右側には、敷居がなく、格子扉を上から吊り下げる工法を使いました。
大きな敷石を避けるため、敷石ぎりぎりに吊り下げ格子戸を持って来て施工しました。
完成してすっかり風景が一変し、施主様も大変満足し、喜ばれていました。工務店の社長も満足されていました。 |
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トイレの扉に、最初は、大手ハウスメーカーのアルミ製の扉が付いていましたが、施主様がどうしても杉を使った木製の扉が欲しいとの要望で、吉野杉を使ったトイレの扉を製作しました。
扉の外側の木枠は、工務店の大工さんに製作してもらい、しっかり採寸してから、工場で製作にかかりました。
吉野杉の節目のない、綺麗に年輪が通っている板を選択し、製作を完了しました。
現場ではめ込み作業をし、木枠にピタッとはまり、綺麗に完成しました。
杉の木の香り、綺麗な杉の年輪が出ている板など、心を落ち着かせる扉が完成しました。
施主様も大変気に入ったらしく、満足そうな笑顔をされていました。 |
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