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三重県鈴鹿市加佐登3丁目にある、市野建具店の工場内にある色々な設備機械をご紹介したいと思います。
先ず1階の左奥にある、この工場で一番代表的な機械で、「モルダー」と言います。
この機械には、コンピューターが内蔵されており、色々なドラムの組み換えによって、木の4面を一挙に完成させたり、木の軸を5個一挙に削れるという優れ物です。 |
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この機械は、工場の2階にある、市野社長が言う「止め枘(ほぞ)」です。
木の直角の組み合わせをする機械です。
フレコンバックには、木屑が沢山、入っていますが、この工場には、集塵機の設備が完備されています。 |
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この機械は、「ケイシャ盤」と言っています。
木の縦方向を裁断する機械で、ケイシャ盤と言っています。 |
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この機械は、「カタカキ」と言っています。
その効用は、枘(ほぞ)を取る機械で、カタカキと言っています。 |
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この機械は、「帯ノコ」と言っています。
その効能は、帯状のノコギリで、断裁する機械です。 |
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この機械は、角穴を開ける機械です。
枘(ほぞ)の凹部を作製する機械です。
市野社長は、レバーを持って、上下に動かして、器用に角穴を開けていきます。 |
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この写真は、角穴を開ける機械を正面から見た写真です。
枘(ほぞ)の凹部を作る機械で、建具屋さんには、必ずある機械です。 |
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この機械は、ヒモ面取り機と言っているそうです。
木を直角に組んだコーナーなどに、紐を内側に引いた感じで残して、外側は全部削ってしまう機械です。
少し複雑ですが、優れ物の機械です。 |
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この機械は、襖(フスマ)を張る機械です。
障子とフスマと網戸の張り替えは、市野社長の奥さんの領域です。
市野社長の奥さんは、表具師の職人さんとしてがんばっておられます。 |
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この作業台は、市野社長の奥さんが、襖・障子などを張り替えるために使用している作業台です。
この2階と1階への荷物の移動には、1階の玄関左側にある荷物エレベーターを利用しています。
表具師としての奥さんの職人ぶりは、またの機会に紹介したいと思っています。 |
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この機械は、1階の工場左奥に設置されている「モルダー」です。
市野社長が一番大切にしている機械のようです。
この「モルダー」には、コンピューターが内蔵されており、歯車やドラムの位置変更で、何面もの面を一挙に削り出したり、何本もの木の軸を一挙に作り出したりできる、優れものなのです。 |
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この「モルダー」を木を入れる方向から写真に捉えました。
コンピューターが内蔵されており、市野社長が長年苦労して、マスターした機械ですので、愛着も大変なものです。
CADから打ちだされた図面に基づいて、このモルダーの機械で加工していくのです。 |
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この機械は、「組子ギャング」と呼んでいるそうです。
刃が4本だと、桟が3本一挙に出てくるのです。
従って、7枚の刃の場合だと、桟が6本一挙に出てくる優れ物なのです。
このように、市野建具店の工場内の設備機械は、CADから始まって、優秀な機械が揃っております。
NO2の紹介では、主に、1階の残りの設備機械をご紹介いたします。 |
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