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後で、出て来ますが、引き戸の手掛けを拡大して写しております。
東京オフィスの仕事で、市野建具店に泊まり込みで、組子建具の習得に来たN子様が、後の写真で、扉を組み立てを手伝っている写真の中で、手掛けを取り付ける要領を習いました。
この写真だけでは、何を指しているのか、全くわかりませんが、説明をしますと、理解いただけると、思います。 |
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東京オフィスの仕事で、市野建具店に泊まり込みで、組子建具の体験をし、その製作過程を習得にきた、N子様は、市野建具店のスタッフ3人とに、市野建具店の工場の斜め向かいの「そば道場」にて、そばを御馳走しました。
市野建具店の工場周辺との親密度は、大変な親密さであり、今日も向かいのおくさんが、障子の貼り替えを注文して、帰っていかれました。
そば道場で作ったそば定食なので、結構おいしかったそうです。
市野社長の奥様が写真を撮りました。 |
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一階の作業台の上に、引き戸の扉を載せて、その扉の組み立てをN子様に、教えています。
N子さんは、職人に、なるわけではないので、簡単に表面だけ教えて指導していきます。
N子さんも、今回の訪問・習得目的は、あくまでも、組子建具なので、そんなに真剣にはなっていないようです。 |
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N子さんは、二階へあがって、穴掘りの体験をしました。
縦に長めの木で、少し太目の木に穴を開けていきます。
これは、良く観察すると、枘(ほぞ)の穴開けで、凸凹の凹の穴を開けるように、仕掛けられています。
N子さんは、レバーを持って、手前に引いて、枘の凹の穴を開けていきました。
普通の丸穴ではなくて、四角い穴なので、少しびっくりされたと思います。 |
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市野建具店のスタッフ一同と、東京から来ている、N子さんとは、同じ鈴鹿地域の藤本木工所を訪問いたしました。
藤本木工所の藤本社長さんとは、この間の三重県の建具フェアーと、第53回全国全国建具展示会について、色々話が出ました。
N子さんも交えての話なので、多少判り易い言葉で話し合いされました。
N子さんにとっては、新鮮な建具職人さんの登場で、色々刺激があったように思われます。 |
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あくる日、市野建具店の工場では、東京から来ているN子さんが、愈々、組子建具の製作にかかる段階にきました。
N子さんは、斜めに指定された木を溝に沿って入れて行き、組み立てていきました。
なかなか手慣れた感じの手つきです。
すでに溝が掘られていて、そこへ、違う木の溝をはめ込んでいくので、間違いは、殆ど起こりません。 |
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東京から来ているN子さんは、ドンドン作業を進めて、二重の麻の葉の組子が完成しました。
市野建具店の奥さんが、作った木の額に出来上がった組子建具を、入れて写真に納まっていただきました。
N子さんとしては、二重の麻の葉の組子の完成は、会心の出来だったらしく、満足そうな笑顔で、写真に納まっていただきました。
今回のN子さんの作業について、市野建具店のいちの社長、市野社長の奥さん、市野建具店に弟子入りしているS青年の3人が、手取り足取りで指導して、組子建具を完成させました。 |
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最後に、完成した、「二重の麻の葉」を木の額縁に入れて、市野社長の奥さんが、持って中心に来てもらい、左側に弟子入りしているS青年、奥さんの右側に、東京からきているN子さんが並びました。
その右側に、市野建具店の市野社長がスタンバイして、写真を撮りました。
皆さん最高の笑顔を見せて、写真に納まっていただきました。
N子さんは、この何日間、市野建具店にお世話になり、念願の組子建具を少し習得できたことは、大変な収穫だったみたいです。
皆さん大変お疲れ様でした。良い作品が出来て、良かったですね! |
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