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京都市南区上鳥羽塔ノ森東向町にある、株式会社 大京テント工業の竹内純司社長は、今回、京都府の公共施設のテントの張り替えの注文を受けました。
今回のテントの張り替えは、形の種類が多く、少し苦労をする予感がします。
これまでに張ってあるテントを剥がしてみると、テントフレームが、錆びてきています。先ずテント地を外して、テントフレームの塗装から始めます。
まず錆びをペーパーヤスリなどで、落として、錆び止めを塗ってから、白の塗料を塗って綺麗にします。
その後十分に乾燥してから、テントを張っていきます。 |
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竹内社長は、南区の工場にて、京都府の公共施設のテントの製作に励んでいます。
なにせテントの形が色々で、大変な苦労です。色は、グリーンで統一されていますので、その点は楽ですが、形の種類が多いのは、それだけ加工が多くなります。
工場で、裁断し、ポンチの穴開けをし、完成させますが、なにせサイズが大きいので、製作も大変です。
工場の内部は大変大きいので、一杯にテントを広げて作業ができます。 |
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京都府の公共施設の真ん中にグラウンドがあり、その周囲には、屋根の代用としてテントが張ってあります。
その形は同じものはなく、全て形が違っています。
そのテントの張り替えを実施するのですから、一つずつ違う形のテントの製作が必要になり、大変な作業・加工になっていきます。
しかし竹内社長は、その作業・製作に果敢に挑んでいくのです。
右の写真は、旧テントの外しにかかっている様子を写しています。 |
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左の写真は、旧テントの外し作業のものです。
永年の風雨のためにテントフレームに錆びが出て来ていますので、その錆び落としをペーパーヤスリなどで、丁寧に落として、錆び止めを塗ってから、白い塗料を塗って完成させます。
それから十分に乾燥させてから、新しいテントを張って完成するのです。 |
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この写真も旧テントの外し作業を撮ったものです。
写真の中でも、以前にテントフレームが大変変わったように、施工されていて、そのままで、これまでもテントの張り替えが、行われてきたように、見受けられます。
統一性のない施工が時を色々跨いで、実施されて来たのだと想像出来るのです。 |
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大変、変わった形のテントの張り替えです。
円形を大いに使った、テントの張り替えであり、製作も施工も大変苦労があったと思われます。
電動ポンチで穴を開けて、ハトメを沢山製作し、そのハトメ同士を結ぶテントの張り方です。
工場での円形やカーブの出し方が大変苦労された事が目に浮かんできます。 |
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この写真を見ていただいたら、ここまで変形したテントの張り方をするのか!と思ってしまうほど、形が変わっています。
テントの張り方の中で、円形が一番難しいように思われます。
この場面での円形の部分が沢山あります。特にテントは最終的にピンと張らねばなりません。
そうでないと、テントの美しさは、出て来ないのです。 |
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京都市南区にある、株式会社 大京テント工業の工場では、変わった形のテントの製作が行われています。
円形の形が多いのと、サイズが大きいため、製作は大変ですが、工場は大変大きいので、思い切ってテントを広げられるので、助かっているようです。
テントの型紙を作って、それをテント地に当てて、裁断していくのです。
大きいテントになればなるほど、大きい工場が必要になってくるのですが、大京テントさんの工場では、心配いりません。 |
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株式会社 大京テント工業の工場内でのスタッフは、竹内社長を筆頭に、社長の奥さん、大本さん、パートさん4名の計7名で動いています。
工場内の設備も、テント地同士を熱によって圧着させる「高周波ウエルダー」はじめ「ライスター」「トライアド」「電動ポンチ」「工業用ミシン」など、色々な機械を揃えています。
従って、どんなテントの製作にも対応できる体制は、整っています。
竹内社長は、テントの取り付け工事や営業などで外へ出かける事も頻繁なので、その時は、社長の奥さんが工場内をまとめます。 |
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京都府の公共施設のテントの張り替えも佳境に入っていきますが、現場で外したテントを工場へ持ち帰り、その大きさに基づいて、製作する事になりました。
取りあえず、引き取ったテントをたたんで、工場内に置きました。
大きさは勿論ですが、テントに開けられてある、ポンチの位置も大事なので、その辺りのサイズや方向なども見る予定です。
テントの張り替え工事の場合には、よくこれまで張られていたテントを引き取って、それを型紙にする場合もあるそうです。
工場内自体が大きいので、広げても大丈夫です。その点では、安心して工場での製作、加工ができます。 |
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大京テント工業の工場内での製作・加工が終了したので、いよいよ納品と、テント張替え施工を実施していきます。
竹内社長は、何脚もの高さの違う脚立を現場まで運んで、テント張り作業を始めます。
勿論、大本さんも、参加して、竹内社長を助けて、頑張ります。
テントの張り替えの際に使用する、白いロープを持って作業にかかっていきます。
まず、グラウンドに入る、中央ゲートから始めます。 |
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竹内社長は大本さんの助けを借りて、中央ゲートの上から、製作したテントを被せました。
その後、テントを全体に延ばして、全体にかかるようにしました。
ゲートの裏側に行き、テントフレームとテントを白いロープで結んでいくのですが、たるみの出ないように、慎重に丁寧にロープを締めていきます。
今回のこのゲートのテントは、1枚もののテント地で製作してますので、製作の際は、大変、苦労しました。
テントが弛んだりしないように、ピンと張るようにロープの締め具合を確認しながら、締め付けていきました。 |
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3メータークラスの脚立を2脚、それより少し低い脚立も2脚を置いて作業を進めます。ロープを通して締め付ける箇所は、決めてありその部分は特に、全体のたるみや皺が出ないように、気を付けてロープを締め付けていきます。
このように、天気の良い日を選んで施工を行い、京都府の公共施設のテントの張り替え作業を終えました。今回は、テントの形が様々であるため、少し大変な作業が続きました。
竹内社長はテントの業務について、長い経験を経ています。
皆様からの、お問い合わせや、ご質問には、丁寧に優しく教えていただけます。皆様からのお問い合わせを心からお待ちいたしております。
お客様からのご下命をお待ちいたしております。宜しくお願い申し上げます。 |
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