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テント屋  竹内純司の施工例

施工例写真1
2016年10月の初日に、大京テント工業の竹内社長が、京都市左京区下鴨にある閑静な住宅地のT邸で、オーニングテント(手動式)の取り付け工事を行いました。

T邸は新築であり、出来立てほやほやと言った感じです。

奥様にご挨拶をして早速取材にかかりました。

右の写真は、オーニングテント(手動式)が完成し、竹内社長に写真に納まっていただきました。

最初から、取り付けの順序を追って、奥様の協力のもと、施工を完成した、竹内社長と助太刀の小野さんの奮闘ぶりを紹介いたします。
施工例写真2
オーニングテントは、雨除けなど必要な時に、引っ張り出せるテントです。取り付けの最大のポイントは、壁面にしっかり固定をすることです。

オーニングテント本体の重量は、45K位あります。

まず奥様と相談して、取り付け位置をどのあたりにするか、聞きました。

小野さんが、左手に持っているトイの間際から、取り付け位置が始まるようにとの奥様の希望でした。
施工例写真3
竹内社長と小野さんは、左右に分かれて、オーニングテントの取り付け位置を確認しています。

T邸の奥様は、この家を施工したハウスメーカーに問い合わせをしていただきました。

サイディング(壁)の中味がどうなっているかを確認していただきました。

建築の事に、大変詳しい奥様で少し驚いてしまいました。
施工例写真4
大京テント工業の竹内社長と小野さんは、車に戻って取り付け位置と、サイディングにオーニングテントを固定する、ブラケットの取り付けについて、相談しています。

ブラケットは合計4個取り付ける事になりました。

竹内社長は、インパクトドライバーを持ち出し、先を細いものに取り替えてゆっくりサイディングに穴を開けつつ、奥を確認していく作業にかかりますが、その前段階で、小野さんとビスの長さなどの確認をしっかりします。

オーニングテントは、ブラケットを壁面(サイディング)にしっかり頑丈に取り付ける事が一番大切です。

そのために、ブラケットの左右の位置が若干変わる可能性が出てきますが、しっかり取り付ける事が優先します。

しっかりとした打ち合わせが完了したので、これからブラケットの取り付け作業開始です。
施工例写真5
竹内社長は、ブラケットを持って脚立の上に上がり、小野さんと取り付け位置の確認を相互にしています。

そしてブラケットをサイディングに当てがって、採寸した位置に持って来て穴位置に印をつけました。

今回のオーニングテントの取り付けの目的は、奥さまのお話しだと、この下に自転車などを置くとの事です。

なるほど、自転車も野ざらしだと、早く傷んできます。そのため雨が降りそうだと思われる時は、オーニングテントを出しておけば、自転車が濡れなくてすみます。
施工例写真6
竹内社長は、インパクトドライバーの先を細いものに変えて、サイディングに穴を開けて、奥の木の具合を探っていきました。

奥さまが前もって、この住宅を施工したハウスメーカーにサイディングの奥の内容を聞いてもらっていたので、大変助かりました。

その内容が判ったので、4個のブラケットをサイディングに取り付けました。

その際ビスを打つ前に、コーキング剤を穴に十分入れて打ち込みます。
施工例写真7
4箇所にブラケットをコーキング剤を穴に入れてから、ビスを打ち込んで固定しました。

奥さまも心配そうに、ブラケットの固定作業を見つめています。

右の2箇所を竹内社長、左の2箇所を小野さんが受け持ち、ブラケットの取り付けを完了しました。

それからブラケットのビス回りとブラケットの上にコーキングを施し、雨水がサイディングの内部に入らないように余計めのコーキングを行いました。

奥さまも納得されて安心した表情になられました。

施工例写真8
コーキングが乾くのを待って、竹内社長と小野さんは、自動車から梱包を1個取り出し、玄関前に置き開封しました。

奥さまも興味津々らしく見ておられます。

これはオーニングテントのカバー部分であり、ブラケットにきっちりはめ込んでいきます。

竹内社長は、向かって左側のサイドカバーの取り付けを行いました。
施工例写真9
竹内社長と小野さんは、小箱から、小さい部品を取り出して、オーニングテントのカバーをひっくり返し、そのセンターにある溝に入れていきました。

その部品は、オーニングテントの本体を吊り下げる部品ですが、本体を吊り下げる際、重量が均等に分散するための部品です。

そのため8個位が溝にはめ込まれました。

二人は、力を合わせて、夫々の端を持って、脚立の上に上がり、ブラケットに差し込みました。

位置を微調整して、正規の位置へカバーを持ってきました。

最後に右側のサイドカバーを取り付けて、この作業は完了です。
施工例写真10
竹内社長と小野さんは、オーニングテントのカバーのレールに取り付けたパーツ8個を該当する位置へ、スライドさせて持ってきました。

オーニングテントにとっては、大切な部品なので、慎重に作業をしました。

それから、竹内社長と小野さんは、オーニングテントの本体を梱包のまま、自動車から降ろし、開封しました。

竹内社長と小野さんの息の合った作業が進みます。いままでの色々なテントの工事で、小野さんとは、会っていますが、いつも笑顔を絶やさない好青年です。
施工例写真11
竹内社長は、開けた梱包からオーニングテントの本体を取り出します。

緩衝物を取り除きましたが、オーニングテントの色は白です。

奥さまにお聞きすると、採光性のある白にしてもらったとの事、自転車置き場にされているので、暗くならないようにとの配慮からだそうです。

二人は、両端を夫々持って、脚立を上がって、カバーに取り付けました。

吊り下げの部品に夫々、慎重に手探りして、はめ込んでいきました。
施工例写真12
小野さんは、両サイドの止めがしっかりいっているかを、再度確認しています。

竹内社長は、左サイドの先端部分から、硬い紐のようなものを、引っ張りだそうとしています。

グラスファイバーです。これを全部引き抜きました。

よく聞いてみると、オーニングテントの先端部分の垂らしになる部品との事です。
施工例写真13
竹内社長は、グラスファイバーを全部抜きとりました。

そして開けた梱包から、細長いテント地を取り出し、片方の縫ってある穴にそのグラスファイバーを通していきました。

全部通しきってから、少しカットして、たった今、抜き取ったオーニングテントの前面の穴にテント地ごと、通して行きました。

オーニングテントの前面の垂らしになり、雨水などが落ちるようになります。

小野さんが右側にいて、そのテント地の付いたグラスファイバーを息の合った動作で、右側に引っ張っていきました。

完全に引っ張り終えて、オーニングテントの前面の垂らしの完成をみました。
施工例写真14
その後梱包の中から、ビニール製の小さい直径の細長いパイプを取り出して、オーニングテントの屋根の部分に上がりました。

サイディング(壁面)とオーニングテントとにある、小さい隙間にそのパイプを入れてサイディング側にもオーニングテント側にも、コーキングを施し、雨水がサイディング側に漏れないように、しっかりコーキングします。

竹内社長は、右端から中央へ、小野さんは、左端から中央へ、夫々コーキングしていきます。

綺麗に仕上げるために、最後は素手の人差し指で、コーキングを延ばしていました。

施工例写真15
上の写真は、オーニングテントを収納した際の全体写真です。

テントを収納してしまうと、全くテントが出てくる装置がそこにあるとは、全く判らない感じがします。

午前9時から始まった、オーニングテントの取り付けが完了しました。

大京テント工業の竹内社長と小野さんは、工事の後始末を始めました。

小野さんは、サイディングに穴を開けたことで発生した粉塵を取っていきます。細かい粉塵のため、窓枠や窓桟に落ちている粉塵を息を吹きかけながら下に落としていきました。

勿論窓枠などは、布きんで拭いていきました。

竹内社長は、めの細かい刷毛で、地面の粉塵を丁寧に掃いていきました。

最後の掃除が大切なことは、職人さんにとっては、当たり前のことですが、二人とも念入りに掃除をしました。
施工例写真16
午前9時から始まった、京都市左京区下鴨の閑静な住宅のT邸のオーニングテントの取り付け工事は、午後12時30分に完了しました。

オーニングテントを引き出した状態で、竹内社長と小野さんに、写真に納まってもらいました。

オーニングテントも綺麗に仕上がっており、奥さまも満足そうでした。

ただオーニングテントの先が隣の壁まで、角度を下げることの作業は、本日は、メーカーが休みなので、来週に持ち越しとなりました。

竹内社長も小野さんも、素敵な笑顔で写真に納まってもらい、作業完了の喜びに溢れていました。

本日の取り付け工事で、T邸の奥さまには、大変感謝いたしております。「ええ職人ドットコム」を側面から応援していただいている事を知り、感謝申しあげます。有難う御座いました。

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