|
|
2014年12月18日(土)師走も押し迫った日に、京都市南区の、ある自動車整備工場で広告テントの施工があるとの事で取材に、お邪魔しました。
まず、整備工場の西側の壁面上部に、「ケミカル・チューニング・システム」という整備広告の看板の取り付けからスタートしました。
西側壁面の鉄骨に看板の取り付け金具を穴を開けて、取り付けていきます。竹内社長が真剣な表情で、金具を取り付けています。
ハシゴを2基で作業しますが、安全を期するため、ハシゴの下部を支えて、作業しやすいように、しっかり持っていました。 |
|
|
本日は、看板製作を依頼したウメダサイン工房の梅田さんとその長男さん、溶接を依頼した嶋本鉄工所の嶋本さんとの4名で、工事を進めます。
上の写真は、右に嶋本さん、左に竹内社長が看板のレベルを測りつつ、看板を取り付けながら平行を見ていきました。
完成した、「ケミカル・チューニング・システム」の看板です。
鮮やかな色彩で、色合わせも、よく目立つ看板で、工場長も喜んでおられました。 |
|
|
工場北側の窓を覆っている広告テントの取り外しにかかりました。 梅田さんの話では、窓を覆うような広告物は、禁止との事です。
梅田さんと嶋本さんが、高所作業車に乗りこんで、これまで掛かっていた広告テントの取り外し、鉄骨の枠組みの取り外しも、2人でやり遂げました。
竹内社長は、工場内の2階から枠組みが落ちないように、支えていました。
この頃から、雪が少しずつ降ってきました。 |
|
|
雪の降り方も序々に、ひどくなってきました。外した鉄骨の枠組みを、午後からは、これまで覆っていた窓の上部に付けなければなりません。
そのため、新規の金具を鉄骨の枠組みに溶接しなければならず、嶋本さんが、作業をはじめようとした時、竹内社長が折りたたみ式簡易テントを持って来て、据え付けました。
お陰で、嶋本さんの溶接も順調に進み、短時間で無事終えることができました。
竹内社長は、簡易テントをたたみ、整備工場内に持っていきました。 |
|
|
竹内社長は、鉄骨枠組みと簡易テントを持ちこみ、枠組みの塗装をやります。工場内でも、青天井のところがあり、雪が入り込んできます。
簡易テントをセットし、枠組みを塗装するため、塗料の配合を始めました。
午前中に塗装を終わらせるため、全員が、スパートをかけて塗装し始めました。表裏を塗り終えました。
昼休みの間に乾燥できるように、4人は、がんばりました。
午後から、北側の広告テントの枠組みを、これまで付いていた、窓の上部に固定し、竹内社長が、新しいテントを取り付けていきました。 |
|
|
前回の東土川のカーテンテントの時から感じていた事ですが、嶋本鉄工所の嶋本さんの活躍は、目をみはるものが、あります。高所作業車の運転も器用に正確にやっておられ、感心しました。
南側駐車場との境界にあったテントは、以前に取り外されており、前日に塗装屋さんが、強風のため、塗装を中止し、24日に延期になりました。
そのため、目隠しシートを張るべく、作業をしようとしますが、雪が最高に降ってきて、4人とも一時立ち往生の状態で、作業の中断がありました。
この日は、北海道に台風並みの爆弾低気圧があり、西日本には、氷点下6度の寒気団が押し寄せた影響で、大変な状況の中での屋外作業です。私もカメラも雪で結構濡れてしまいました。 |
|
|
梅田さんの話によると、京都市の広告(看板)条例の改定は、京都市の地域を35〜40ぐらいのブロックに分けられ、その中で、また規制の内容を第T類など色々な内容に分かれていく、厳しい内容です。
事前に役所への了解と施工後の建物全体を含めた、完成写真の提出が義務ずけられています。
従って、南側駐車場の境界の広告テントは、屋上テントと同様に見なされ、広告は出来なくなってしまい、ただの目隠しテントになってしまいました。
北側の広告テントは、規制をクリアーし、綺麗に施工もされ、広告の役目を果たしています。 |
|
|
自動車整備工場の北側に施工した広告テントの前で竹内社長と梅田さんとが、並んで写真に収まっていただきました。
本日の工事は、厳冬の中、雪も多く降った中での作業で、高所作業車をも使用した、危険な作業でしたが、嶋本さんの巧みな運転もあり、梅田さんの息子さんのがんばりもあり、無事に施工を終えることが出来ました。
竹内社長と梅田さんとは、仕事上、キャッチボールをする間柄ですが、お互いを大いに信頼しているように感じました。
京都市の広告(看板)条例は、厳しいものがありますが、がんばって吹き飛ばすぐらいの気概を見せていただけると思います。
お疲れ様でした。 |
|