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3月28日(土)に、京都市南区の工場で、オーニングテントの取り付け工事を行うとの事で、取材にお邪魔しました。
オーニングテントは電動式との事で、これは、是非見てみたいと張り切って取材します。
大京テント工業の竹内社長は、工場に到着するとすぐ、スカイテントの天田さんと工事に使用する工具類をチェックし、取り出します。
今回の工事には、大京テント工業の竹内社長、スカイテントの天田さん、天田さんのお父さん、服部テント商会の藤原さんの計4名が協力し合って臨みます。 |
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今回の電動オーニングテントの取り付け工事は、地上4・5メートルに取り付けるため、すでに足場が組み立てられておりました。
竹内社長は、天田さんらと、工事進行の手順の打ち合わせを行います。
足場の上に上がった、竹内社長は、足場のパイプに命綱をかけて作業に臨みます。
今回の作業は、高所作業なので、4人全員がヘルメット着用で、工事にかかります。 |
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竹内社長は、これまで黄色のヘルメットを着用していましたが、今回から、モスグリーンのヘルメットの着用です。
竹内社長は、花粉症であり、この季節は、大変つらいらしく、マスクをはめての作業です。
地上から、壁に取り付ける金属のベース部品をかごに入れて引っ張り上げています。 |
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必要な工具や、取り付け部品を足場の上に置いたところで、改めて設置するベースのスミ出しを、4人で、しっかり確認しています。
壁面の三分の二の所に縦にトユが走っており、その間に収めることが大事なので、大変です。 |
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竹内社長は、取り付けのベースになるしっかりした部品を壁面に当てて、スミ出しをしています。
最初のスミ出しは、全体の仕上がりの元になるので、大事な作業です。
スミ出しが終わったところで、電動ドリルで穴を開けていきます。
結構深い所まで、穴を開けました。電動オーニングテントの重量も結構あるので、しっかり止める必要があります。 |
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京都市南区の工場は、敷地が広いので、大きく使えます。 オーニングテントのベースの部品の取り付けが完了したので、テントを支える基本の長いパーツを取り出しました。
4人が、そのパーツのチェックを行い、OKかどうか確かめています。
それを2人がかりで、運搬し、ハシゴを使って、足場の上にいる2人に手渡します。
結構、重いので、大変な作業でしたが、慎重に行われました。 |
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足場の上にいた竹内社長は、藤原さんと、オーニングテントを収納する長い部品を取り付け金具にはめ込みます。
その際、取り付け金具の一部が邪魔をする部分が見つかったのので、竹内社長は、サンダーで、研磨して削っていきました。
足場の上での作業ですので、多少ぐらつきもあり、慎重な動作が求められます。 |
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地上に降りて、今度は収納するテント地の巻き付けです。
長い円柱をつなぎ合わせ、繋ぎ目には、指定された箇所に細い釘を何本も打ち込みました。
グラスファイバーをテントに通し、広げて、ローラーを回転させながら丁寧に巻いていきます。
4人の息がピッタリ合って、綺麗に巻きこみを終えました。 |
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巻き終えたテントの両端に特殊なテープを貼る事で、竹内社長、藤原さん、天田のお父さんの3人で、相談しています。
巻き終えたテントを足場に掛けてある2台のハシゴで足場の上へ上げました。
4人がかりで、巻き終えたテントを、収納部に収めます。
非常に長いので、ゆがみのないように、丁寧に収納することが大事です。 |
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グラスファイバーを巻き終えて、セットしたテントの片方に通していきます。
そのグラスファイバーを通した部分をテントの収納部の溝にしっかりはめ込んでいきます。
午前中の作業は、12時30分頃終わりました。昼食を終えて現場に戻りました。
竹内社長は、午後からの作業で取り付ける風力計の結線方法などが書かれた資料を熱心にチェックしていました。 |
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午後一番に、お願いしてあった足場の解体が始まり、約30分で綺麗に足場がなくなりました。
竹内社長は、風力計を持って、再度、資料で確認した事を本体で確認しています。
準ゼネコンの担当者からの指示で、電動オーニングテントの右側面上部に取り付けることになりました。
足場が無くなったので、ハシゴにて竹内社長は風力計を取り付けました。その際、天田のお父さんが、脚立に乗って、補助しました。 |
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風力計の取り付けが必要な訳は、風の強さを設定しておくと、設定した風力を超えると、オーニングテントが、自動的に収納される完全自動です。
電動オーニングテントの開閉テストをやり始めました。
天田さんが、リモートコントロール(リモコン)を手にし、テントの開閉をしています。
藤原さんが、テントのたるみをチェックし、均等に巻き取るようにしています。
出したり、収納したり、どこで止めるかを、色々模索して設定をしていきます。 |
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京都市南区の工場で朝から工事を開始した、電動オーニングテントの取り付け工事の完成です。
奥の事務所から従業員の方々が出入りをされますが、雨の場合などは、この完成したテントが雨除けとなり、大変快適な気分になります。
今回の工事は、高所作業で足場を組んでの作業でしたが、命綱を使ったりして安全に完了しました。
全員ヘルメット着用で、事故もなく終わったことは、大変うれしいことです。綺麗に仕上がったことで、全員が満足し、後始末を始めました。 |
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大京テント工業の竹内社長に、工事が完了したので、写真に収まってもらいました。
この時期、花粉症である竹内社長は、マスクをしての苦しい工事作業でしたが、元気にやり遂げました。
作業中は、必死でやっていますが、終わっていつもの温和な表情に戻り、お客様に喜ばれる仕事を終えた満足感で一杯の表情をしていました。 |
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