三重県鈴鹿市　　お寺に経済産業大臣賞の木製組子建具を展示してもらう

平成２７年７月、全国建具展示会東京大会において、作品名「硝子（アクリル）戸」で、経済産業大臣賞を受賞しました。

その作品をそっくり、鈴鹿市にある、市野建具店から、車で５分位のお寺に展示されています。

今回は、その出来栄えや、組子建具の素晴らしさを存分にみていただきます。

お寺の応接間にはめ込まれた組子建具の引き戸は、応接間に来られたお客様をしっかり迎えます。

４枚の組子建具の引き戸は、上下２段に分かれており、夫々全く違う組子が組まれています。

お客様は、組子建具の近くまで行って、必ず、その精巧な仕上がりに、ため息をついておられます。

それだけ、丁寧に施工され、完成された組子は、全国建具展示会東京大会において、経済産業大臣賞を受賞した作品なのです。

次に、組子建具の引き戸の腰の部分の、組子を見てみます。

組子の次に、ブルーの紙が貼ってあり、その奥に乳白色のアクリル板が貼ってあります。

その結果、組子の空きの部分は、ブルーの色で埋め尽くされ組子が綺麗に浮き上がってみえます。

「麻の葉」の組子が連続して入れられています。麻の葉は組子を作られる職人さんであれば、よく馴染んでおられる組子のサンプルなのです。