三重県鈴鹿市　　和風建築住宅に特徴ある木製建具を納める

アジロドアとは、杉・檜（ヒノキ）などの細い薄板を、互い違いにくぐらせて編んだもの。天井や垣根・笠などに使用されます。

そのアジロを配した扉を三重県の津市の店舗に納めました。

大変趣のある扉に仕上がっています。

杉や檜の細い薄板を互い違いに編んで作られていますので、変化に富んだ面白い出来具合に見えてきます。

お客様も、大変喜ばれておられました。

三重県津市の店舗のお客様から、部屋の間仕切りをしている扉の注文が、入ってきました。

障子の腰の部分にネズコ杉を使って完成させるますが、なかなか凝った事を仰るお客様です。

ネズコ杉は、「黒部杉」とも言われています。

特徴は、杉の色目が、少し黒っぽい感じの杉の木です。

三重県鈴鹿市加佐登３丁目にある、市野建具店は、市野社長を中心として、奥さんの春芝さんと修行中の笹木さんの３人で、頑張っておられます。

この少人数での作業で、やりこなしていけるのかと、いつも不思議に感じておりますが、答えは、簡単にでてきます。

それは、職人としての段取りが、大変優れていると言うことです。

色々な職人さんを見ていますが、市野社長は、１～２位を争う段取りが優れた職人さんです。

工場内での動き（製作）は、勿論、採寸、はめ込み作業など、一連の作業での停滞なき動きには、いつも感心させられるのです。

熟練の技術、豊富な知識など、どのような質問にも、丁寧に答えていただきます。

皆様からの、質問をお待ちいたしております。宜しくお願い申し上げます。