まだ、建売りがそんなに盛んでないころ、町には住まいの周辺を面倒見る職人さん達が
必ず住んでいて、家の修理、改善をしてくれていました。
住宅が郊外化することで、こういう町の良い環境は本当に少なくなりました。
でも、家には修繕がついてまわるもの。
何か必要なとき、『これは誰に頼めばいいのかしら?』と悩まれた方も多いのではないでしょうか?
私たち職人は本当に怒っています。それは昨今増えてきた、
リフォーム屋を名乗る「ブローカー」が必要以上に
高い価格で工事を受注し、それを下請けの私たち職人に
回すことにより利ざやを稼いでいることにです。
【工事費用の内訳】
工事原価+営業報酬(ブローカーの種類により35~60%)
・・・・これ以上上乗せしているところもあります。
それだけでもじゅうぶん上乗せているのに、昨今の価格競争でムリな工事受注をするから
営業報酬が工事費用に食い込み、必要な予算が削られ、まともな工事が出来ない・・・という危険まで出てきてしまっています。
最近の耐震強度偽装問題、ヒューザーなどを見れば分かりますが、これは業界の改善の遅れによるところが大きいのです。
それに契約を取るだけで、後は現場に1度すら訪れない悪徳なリフォーム屋の存在もあり、少ない工事費用と職人任せの品質管理で、そのしわ寄せがお客様にまで及んでいるのが現状なのです。
だから、お客様と職人さんに直接交渉、契約してもらい、
お客様と職人の双方が納得できる工事予算で
請け負うことが出来るようにという、
理想的な工事受注スタイルを確立したいという思いが、
住宅リフォーム「ええ職人ドットコム」の願いなのです。