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今回の取材は、新しいホームページを作ることになったので、工場の写真や、人の動きの写真などを撮るために、工場にお邪魔しました。
まず、市野建具店の工場に入って、本日のカメラマンに、CADシステムで打ち出した図面を見せて細かく説明しています。
どうも雪見障子の図面らしく、カメラマンに詳細を図面に基づいて説明を続けています。
CADシステムにて、図面を出力することは、正しいキッチリした図面を出してくれますし、その図面に基づいてしっかりした製作にかかれます。
そのことをカメラマンにしっかり説明をしています。
今回の取材は、新しいホームページを作ることになったので、工場の写真や、人の動きの写真などを撮るために、工場にお邪魔しました。
まず、市野建具店の工場に入って、本日のカメラマンに、CADシステムで打ち出した図面を見せて細かく説明しています。
どうも雪見障子の図面らしく、カメラマンに詳細を図面に基づいて説明を続けています。
CADシステムにて、図面を出力することは、正しいキッチリした図面を出してくれますし、その図面に基づいてしっかりした製作にかかれます。
そのことをカメラマンにしっかり説明をしています。
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市野建具店の市野社長は、「ラジアルソー」と呼んでいる機械の前で、説明を続けます。
「ラジアルソー」と言う機械は、大変重要な機械です。
「ラジアルソー」とは、コンピューターが内臓された機械で、枘(ほぞ)の半分のクデ(組手)を作る重要な機械です。
CADで作られた組子建具のデザインを製作するためには、なくてはならない機械です。
市野社長は、「ラジアルソー」とよんでいる機械の説明を身振り、手振りカメラマンに教えています。
市野社長の話ぶりは、大変優しく丁寧です。建具を製作している時も、その丁寧さは、変わりません。
市野建具店の市野社長は、「ラジアルソー」と呼んでいる機械の前で、説明を続けます。
「ラジアルソー」と言う機械は、大変重要な機械です。
「ラジアルソー」とは、コンピューターが内臓された機械で、枘(ほぞ)の半分のクデ(組手)を作る重要な機械です。
CADで作られた組子建具のデザインを製作するためには、なくてはならない機械です。
市野社長は、「ラジアルソー」とよんでいる機械の説明を身振り、手振りカメラマンに教えています。
市野社長の話ぶりは、大変優しく丁寧です。建具を製作している時も、その丁寧さは、変わりません。
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カメラマンから、「ラジアルソー」についての質問があると、逐一丁寧に答えを返していきます。
機械の動きや、枘(ほぞ)の半分のクデ(組手)がどのようにして出来るのかを説明してくれました。
建具を製作する際、木を加工する手さばきは、大変優しく、しかし手早く進めていきます。
説明も全く一緒で優しく、手早くしてくれます。
カメラマンから、「ラジアルソー」についての質問があると、逐一丁寧に答えを返していきます。
機械の動きや、枘(ほぞ)の半分のクデ(組手)がどのようにして出来るのかを説明してくれました。
建具を製作する際、木を加工する手さばきは、大変優しく、しかし手早く進めていきます。
説明も全く一緒で優しく、手早くしてくれます。
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この「ラジアルソー」を使って完成させた作品の前で、写真に納まっていただきました。
この作品名は、「新沙織形組子」といいます。今年の三重県建具展示会においては、「三重県知事賞」を受賞しました。
又、6月の全国建具展示会愛知大会においては、日本建築士会会長賞を受賞しました。
大変細かい組子の集合体であり、これからの組子建具の革命児になりそうな感じを受けております。
新しい組子建具の販路として、建築会社さんや、設計事務所さんで、図面の中に入れていただけるように、売り込みをかけることが、大事になってくると思われます。
この「ラジアルソー」を使って完成させた作品の前で、写真に納まっていただきました。
この作品名は、「新沙織形組子」といいます。今年の三重県建具展示会においては、「三重県知事賞」を受賞しました。
又、6月の全国建具展示会愛知大会においては、日本建築士会会長賞を受賞しました。
大変細かい組子の集合体であり、これからの組子建具の革命児になりそうな感じを受けております。
新しい組子建具の販路として、建築会社さんや、設計事務所さんで、図面の中に入れていただけるように、売り込みをかけることが、大事になってくると思われます。
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市野建具店の市野社長の奥さんの市野春芝さんは、表具師でもあります。
障子や襖の貼り替えを専門にやっていますが、ホームページの中で、奥さんも掲載されるので、写真に納まって頂きました。
糊付の場面と障子紙の貼り付けの場面を掲載させていただきました。
最近は、表具師の枠を超えて、建具の職人の域に入ってきています。
市野社長の作業内容をいつも見ておりますので、上達も早く、違う領域なので、やる気も全然違って、前に進んでいきます。
市野建具店の市野社長の奥さんの市野春芝さんは、表具師でもあります。
障子や襖の貼り替えを専門にやっていますが、ホームページの中で、奥さんも掲載されるので、写真に納まって頂きました。
糊付の場面と障子紙の貼り付けの場面を掲載させていただきました。
最近は、表具師の枠を超えて、建具の職人の域に入ってきています。
市野社長の作業内容をいつも見ておりますので、上達も早く、違う領域なので、やる気も全然違って、前に進んでいきます。
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障子を貼っていた作業台の向こう側では、市野社長が、角穴開け機を操作していますが、この機械は、いつも奥さんの春芝さんが、受け持って操作しています。
従って、枘(ほぞ)の凹の穴を開ける場合には、この機械を良く使用します。
格子戸や、障子などの製作の場合には、必ず、この角穴開け機を使用しますし、凹の枘(ほぞ)には、必ずこの機械を使っています。
同じ角穴を開ける場合には、3~4本の木を上下にまとめて、一度に角穴を開ける場合もあります。
奥さんの春芝さんも、手慣れたもので、作業速度は、非常に速いです。
障子を貼っていた作業台の向こう側では、市野社長が、角穴開け機を操作していますが、この機械は、いつも奥さんの春芝さんが、受け持って操作しています。
従って、枘(ほぞ)の凹の穴を開ける場合には、この機械を良く使用します。
格子戸や、障子などの製作の場合には、必ず、この角穴開け機を使用しますし、凹の枘(ほぞ)には、必ずこの機械を使っています。
同じ角穴を開ける場合には、3~4本の木を上下にまとめて、一度に角穴を開ける場合もあります。
奥さんの春芝さんも、手慣れたもので、作業速度は、非常に速いです。
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角穴の作業を終わって、市野社長と、市野社長の奥さんの春芝さんは、一階工場に、降りてもらいました。
今度は、カンナ掛けの作業をやっていただきました。
まず市野社長が、カンナ掛けの見本を示して、カンナ掛けをしました。
新しいカンナを社長から買ってもらったと、自慢げに話をしていた、春芝さんは、木板を縦に立てて、そこにカンナをあてて、引いていきます。何度も同じ調子で、カンナを引いていきました。
市野社長からは、丁寧に注意を受けて、何度もやり直しをしています。徐々にカンナから出てくる薄い木片が一定になってきました。
角穴の作業を終わって、市野社長と、市野社長の奥さんの春芝さんは、一階工場に、降りてもらいました。
今度は、カンナ掛けの作業をやっていただきました。
まず市野社長が、カンナ掛けの見本を示して、カンナ掛けをしました。
新しいカンナを社長から買ってもらったと、自慢げに話をしていた、春芝さんは、木板を縦に立てて、そこにカンナをあてて、引いていきます。何度も同じ調子で、カンナを引いていきました。
市野社長からは、丁寧に注意を受けて、何度もやり直しをしています。徐々にカンナから出てくる薄い木片が一定になってきました。
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一階工場の一番奥に、はめ込んである、「新沙織形組子」と名前を付けて、三重県や、全国建具展示会愛知大会で表彰を受けた組子の作品が、はめ込まれた状態で、展示されています。
「ラジアルソー」を使って最終的に細かい組子の完成を成し遂げた「新沙織形組子」として完成した細やかな組子は、これからの建具業界を変革させていくような気がします。
もっと近づいて、拡大した組子を写真に収めました。どのような構造になっているのか、写真を見ただけでは、よく判って頂けないと思います。
一階工場の一番奥に、はめ込んである、「新沙織形組子」と名前を付けて、三重県や、全国建具展示会愛知大会で表彰を受けた組子の作品が、はめ込まれた状態で、展示されています。
「ラジアルソー」を使って最終的に細かい組子の完成を成し遂げた「新沙織形組子」として完成した細やかな組子は、これからの建具業界を変革させていくような気がします。
もっと近づいて、拡大した組子を写真に収めました。どのような構造になっているのか、写真を見ただけでは、よく判って頂けないと思います。
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その「新沙織形組子」を真正面に写真を撮りました。
左右対称の同じ模様が、並べられております。真ん中の折り目の部分を内側に折ってしまうと、模様が全く重なってきます。
このような組子の建具扉を和室はもとより、洋室に置いても、異彩を放って、注目される事、間違いありません。
これからCADシステムをフルに活用して、色々な図形や絵画などを自由に描けるような気がします。
「木の材料で絵が描ける」と言う画期的な世界が、開けてくると、思われます。
そんな世界が建具業界にも波及してくるような気がします。ますます楽しみです。
その「新沙織形組子」を真正面に写真を撮りました。
左右対称の同じ模様が、並べられております。真ん中の折り目の部分を内側に折ってしまうと、模様が全く重なってきます。
このような組子の建具扉を和室はもとより、洋室に置いても、異彩を放って、注目される事、間違いありません。
これからCADシステムをフルに活用して、色々な図形や絵画などを自由に描けるような気がします。
「木の材料で絵が描ける」と言う画期的な世界が、開けてくると、思われます。
そんな世界が建具業界にも波及してくるような気がします。ますます楽しみです。
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市野建具店の市野社長のプロフィールの中で、趣味の項で、旅行と剣道5段と書かれて紹介されていました。
丁度剣道5段を認める賞状が工場内にありましたので、持って頂いて、写真に納まって頂きました。
多少、照れくさそうにして、賞状を持って、写真に納まって頂きました。
剣道の間合いや、姿勢、やり取りなど、そう言われれば、ここかしこに、そんな雰囲気が感じられる時があります。
市野建具店の市野社長のプロフィールの中で、趣味の項で、旅行と剣道5段と書かれて紹介されていました。
丁度剣道5段を認める賞状が工場内にありましたので、持って頂いて、写真に納まって頂きました。
多少、照れくさそうにして、賞状を持って、写真に納まって頂きました。
剣道の間合いや、姿勢、やり取りなど、そう言われれば、ここかしこに、そんな雰囲気が感じられる時があります。
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市野建具店の市野社長は、工場の片隅の木製ボックスから、沢山の小さなカンナを取り出してきました。
約30個ぐらいの小さなカンナです。このカンナは、組子を製作する時に、削るわけですが、削る箇所の問題から、色々の形がどうしても必要になり、カンナの表面が、湾曲しているものなど、その形態は、様々です。
組子とは、釘を使わずに木を組み付けることをいいます。従って、釘を使わない分、木同士で組み合わさっていくので、その過程で、この様な変わった、小さなカンナが、必要になってくるのです。
市野建具店の市野社長は、工場の片隅の木製ボックスから、沢山の小さなカンナを取り出してきました。
約30個ぐらいの小さなカンナです。このカンナは、組子を製作する時に、削るわけですが、削る箇所の問題から、色々の形がどうしても必要になり、カンナの表面が、湾曲しているものなど、その形態は、様々です。
組子とは、釘を使わずに木を組み付けることをいいます。従って、釘を使わない分、木同士で組み合わさっていくので、その過程で、この様な変わった、小さなカンナが、必要になってくるのです。
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市野社長が椅子に座って、カンナを手に取って、色々説明をしてくれています。
市野社長が、手に持っているカンナは、普通のカンナよりも、小さ目のカンナです。
組子を削る側の形が、色々な形をしています。丸く湾曲しているカンナ、初めから溝の付いたカンナと、どれ一つとして同じものはありません。
これだけ建具職人さんが、伝統ある組子の製作に従事して、年月を経過してきています。
歴史的に長い間、組子に携わっている建具職人さんは、色々努力して、組子を進歩させてきています。
それに伴って、このカンナも種類が、必然的に多くなってきたのだと、想像いたします。
市野社長が椅子に座って、カンナを手に取って、色々説明をしてくれています。
市野社長が、手に持っているカンナは、普通のカンナよりも、小さ目のカンナです。
組子を削る側の形が、色々な形をしています。丸く湾曲しているカンナ、初めから溝の付いたカンナと、どれ一つとして同じものはありません。
これだけ建具職人さんが、伝統ある組子の製作に従事して、年月を経過してきています。
歴史的に長い間、組子に携わっている建具職人さんは、色々努力して、組子を進歩させてきています。
それに伴って、このカンナも種類が、必然的に多くなってきたのだと、想像いたします。
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組子を利用した商品化も、全国の建具屋さんで、盛んに行なわれています。
その一例として、「組子コースター」が一番盛んだと思われます。
市野建具店の市野社長も、近くの道の駅で、市野建具店で製作した「組子コースター」を置いてもらえそうだと報告を受けております。
大変結構な事だと感じています。大体7種類ぐらいの「組子コースター」を作って並べるらしいです。
この写真の組子コースターもその一部だと思われます。
組子を利用した商品化も、全国の建具屋さんで、盛んに行なわれています。
その一例として、「組子コースター」が一番盛んだと思われます。
市野建具店の市野社長も、近くの道の駅で、市野建具店で製作した「組子コースター」を置いてもらえそうだと報告を受けております。
大変結構な事だと感じています。大体7種類ぐらいの「組子コースター」を作って並べるらしいです。
この写真の組子コースターもその一部だと思われます。
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三重県鈴鹿市加佐登3丁目にある、市野建具店の市野社長は、建具に関して、大変な知識と経験を持っておられます。
工場で建具製作をしている最中は、没頭していますが、その前段階の段取りは、完璧にこなしています。
どんな職人さんでもそうですが、段取りの良し悪しがその職人さんの良し悪しになってしまうのです。
その点市野社長は、完璧です。また、木を加工する際の仕草は、大変柔らかく、綺麗に、丁寧に作り上げていきます。
これから作り上げるホームページでも、これらの点を大いにアピールしてあげたいと思っております。
皆様からのお問い合わせや、ご質問をお待ちいたしております。
市野社長が、丁寧に答えてくれると、思います。
皆様からのご下命を心から、お待ちいたしております。
三重県鈴鹿市加佐登3丁目にある、市野建具店の市野社長は、建具に関して、大変な知識と経験を持っておられます。
工場で建具製作をしている最中は、没頭していますが、その前段階の段取りは、完璧にこなしています。
どんな職人さんでもそうですが、段取りの良し悪しがその職人さんの良し悪しになってしまうのです。
その点市野社長は、完璧です。また、木を加工する際の仕草は、大変柔らかく、綺麗に、丁寧に作り上げていきます。
これから作り上げるホームページでも、これらの点を大いにアピールしてあげたいと思っております。
皆様からのお問い合わせや、ご質問をお待ちいたしております。
市野社長が、丁寧に答えてくれると、思います。
皆様からのご下命を心から、お待ちいたしております。