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2016年の梅雨の時季の最中に、静岡県沼津市にある居酒屋のチェーン店のオープンにあわせて、レジ台・カウンターの注文がきました。
相浦社長は、急ぎ納期を厳守するため、図面に基づき、製作を始めました。
私が訪問した時は、レジ台・カウンターの一番外側の黒の化粧板の貼り合わせの真っ最中でした。
相浦社長は、いつも言っていますが、一品たりとも同じ物はないとの事から、今回も、図面に基づき正確に製作していきます。 |
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レジ台兼カウンターの表面に黒の化粧板を貼り合わせが終わった箇所から、各角のバリを取り、磨いていく作業に入っていきます。
まず、電動の回転軸の先に円形のヤスリがある用具を使って、比較的大きなバリを取っていきます。
回転軸の先にある、ヤスリの威力は大したものです。
相浦社長は、その用具を使っている時の真剣な表情に、心打たれます。
絶対に失敗は、許されませんので、必死で用具がズレないように、確実に進めていきます。
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相浦社長は、電動回転軸研磨機を使用して、各角のバリを全て取り終えました。
その後、手にヤスリを持って、細かい研磨を手で確かめながら進めていきます。
左手をレジ台・カウンターの角を撫でながら、まだバリがある箇所を右手に持ったヤスリで注意深く、研磨をしていきます。
各角の全てを同じやり方で作業を進めていき、やっと第二段階の作業を終えました。 |
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相浦社長は、最後にペーパーヤスリを手に持って、最後の細かい研磨仕上げに入っていきます。
最後の仕上げ工程なので、一番真剣な表情をして、研磨仕上げ作業に没頭していました。
左手で研磨具合を確認しながら、ツルツルになるまで、注意深く作業を進めました。 |
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相浦社長が、静岡県沼津市の居酒屋チェーン店の新規オープンのレジ台・カウンターの製作も半分位が終了しています。
大きく二個に分かれており、レジを搭載する側と、カウンターとして、お客様の応対をする側に分かれており、最終的に合体してL字型のレジ・カウンターとなります。
完成した時の、レジ台・カウンターが楽しみです。
まだ完成ではないので、木屑が内部に入っていますが、出荷の際には、綺麗に清掃され、一台しかない商品として、車に載せられ、出発します。 |
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相浦社長は、最後にシンナーを布にしみ込ませて、レジ台・カウンターのツルツルに研磨した箇所を綺麗に拭いていきます。
職人さんにとっては、仕上げの工程は楽しみなものです。
シンナーの匂いも一切構わず、熱心に研磨した箇所全てを綺麗に拭いていきました。
いつも相浦社長の作業を拝見してみて思いますが、作業中の熱の入れ方の凄さには、感銘を受けております。 |
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相浦社長は、一連の研磨作業を終えましたので、カメラの方を向いて写真に納まって欲しいと、お願いしました。
笑顔と言うよりは、ドヤ顔のような感じで納まっていただきました。
作業中の真剣な表情とは、違って人間性が出ている表情だと感じます。 |
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京都府城陽市の相浦木工所にて製作され、納入先は、静岡県沼津市の居酒屋チェーン店のレジ台・カウンターが、完成しました。
L字型に組み合わされたレジカウンターの一番左端にレジスターが置かれます。
来店されたお客様のために、カウンターの上部に小物を置けるミニカウンターが作られています。
収納が折りたたみ式なので、不要の場合は、たたんでしまいます。
まだ納品前なので、キズがつかないように、シートが貼られていますが、納品設置後は、シートを外して完成です。 |
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相浦社長の渾身のレジ台・カウンターの店側から見た完成写真です。
店側から見ると、左端のレジ台にレジスターを設置します。
沢山の棚板が設けられており、伝票関係や、ファイル関連やメニューなど沢山の収納が可能です。
棚板は、可動式になっており、使用する方にとっては、大変便利に作られています。
相浦社長の一品たりとも同じものはない、オーダー家具の匠の技を拝見いたしました。 |
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