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2016年2月、相浦さんに連絡をすると、色々なオーダー家具を作っているとの事で、取材に訪問しました。
丁度、別注の配膳台を製作中でした。この配膳台は、一定の間隔を空けて、一定の数量の注文があります。
相浦さんに色々話を聞くとオーダー家具は、一品として同じものは、殆どなく、この配膳台などは、珍しいとの事です。
それだけに相浦さんの苦労もよく判りますが、全力をかけて、新しい商品に立ち向かっていきます。 |
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左の写真は、工務店さんからの注文で別注の洗面台です。
大変狭い場所に置くために、しっかりした寸法を測って製作しました。
特に水受けのホーローが来る場所には、間違いのないように、排出口を開けてあります。
全体を白で仕上げてあり、大変清潔感を与える仕上げになっています。 |
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洗面台の手前には、引き戸があり、収納を兼ね備えた構造にしてあります。
洗面の排出口のパイプが通るように細工がしてあります。
大変狭い場所への設置なので、最大限の工夫がしてあります。
カラーは白であくまでも清潔感をかもし出しています。
デザイン的にもスマートなイメージを与えます。 |
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左の商品の写真は、城陽市にお住まいの個人のお客様からの注文です。
家具の量販店で整理庫を買われたのですが、すぐにガタが来て使い物にならなくなったとの事です。
そこで相浦さんに注文が来たらしいのですが、相浦さんは、出来合いのものではなく、現場に行って、しっかり寸法を測って、製作にかかりました。
色合いなどもお客様と相談して決めました。引き戸の部分や、引出しの部分なども、お客様の希望に沿うように作りました。
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オーダー整理庫の外観は、明るい茶色ですが、引き戸を開けると白のデコラ張りとなっています。大変清潔感を与える作りになっています。
オーダー家具は、一品たりとも同じものは、皆無です。製作に変化はあっても、それはそれで大変だと感じます。
お客様の家具を置かれる場所の寸法をしっかり採寸し、お客様の希望の色・形を決めていきますが、相浦さんは、適時アドバイスも忘れずお客様にします。 |
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別室には、工務店からの、キッチンの上部収納庫が出来上がっているとの相浦さんの話で、別室行き、写真に収めました。
カラーはホワイトで、キッチンの上部収納庫としたら、大変清潔感溢れる仕上げとなっています。
この商品が納入された、キッチンはきっと明るくなることでしょう。 |
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相浦さんは、小休止の後、すぐに別注配膳台の製作に取り掛かりました。
あるインターバルで、あるボリュームで注文がくるので、おろそかにできません。
大量生産をする量ではないので、一品、一品、間違いのないように同じサイズ、大きさで作っていきます。
そのため、いつもの真剣な表情に戻って、作業を進めていきました。 |
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本日の取材は、オーダー家具の作業風景として取材させて頂きましたが、いつも相浦さんは、なにか商品を作っています。
別注配膳台の製作は、一段落したので、写真に納まってもらいました。
城陽市の国道24号線を走る際は、必ずシャッターの向こう側にいる相浦さんを見ますが、大抵作業に打ち込んでいる姿です。
オーダー家具は、大きさ、正確なサイズ、色目、金具などどれを取ってみても、同じものは、ないのです。
お客様のご要望に応えるべく、相浦さんは、必死に作業に取り組みます。
そういった姿は、大変美しく、家具職人として敬意を払う次第です。
何かオーダー家具についてのご相談があれば、相浦木工所の相浦さんに是非ご指名頂きますようお願いいたします。 |
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