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2016年、京都市西京区下津林の(株)竹中建具店で、建具の中でも比較的一般的な、紙貼り障子の完成品をご紹介いたします。
ほとんど紙を貼っていない状況でのご紹介になりますが、障子紙を貼ると、その様相を一変しますが、ご容赦いただきます。
一番左は、縦の中心に1本、横に14本の細木が組まれています。
真ん中は、縦の中心に、2本の細木、横に、12本の細木が組まれています。
一番右は、大きさ自体が小さく、横に広い障子です。縦の中心に1本、横に6本の細木が組まれています。 |
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左の写真は、縦に2本ずつ、左右より等間隔に、細木が組まれ、横に8本の細木が組まれています。普通の障子とは、少し感じが違って見えます。
真ん中は、縦に2本、横に4本の細木が組まれ、普通の障子です。
一番右の写真は、右サイド寄りに、縦に2本の細木が組まれ、横の11本の細木が組まれて、変化のある障子に仕上ります。 |
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左と真ん中の写真の紙張り障子の建具は、一般的な紙貼り障子の典型な建具です。
製作段階では、縦横の細木を交差させるために、細心の注意を払った製作が必要となります。
一番右の写真は、障子の下の方は、木で覆われており、変化のある障子に感じます。
障子を開ける際の取手は、畳に座って、手をすぐ延ばせる所に開けられています。興味深いところです。 |
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左の写真は、上は普通の障子で、下は、より細かい小間が作られており、大変変わった、興味深い障子に仕上がっています。
真ん中は、17本の横木が施されており、製作作業も大変だろうと感じられる、障子建具です。
一番右の写真は、正方形の小間が28個あり、少し幅広い障子建具となっています。 |
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左の写真は、横の2本ずつの細木を4組組まれ変化のある障子に仕上がっています。初めて障子紙が貼ってありますが、少し変わって見えると思います。
右は、縦の中央に1本、横に14本の細木が組まれています。製作段階で苦労されたと感じます。
今回は、紙貼り障子の完成品の色々をご紹介しましたが、どれも丁寧に製作されています。
竹中社長から、値段を色々お聞きしましたが、思っていたよりも、安く感じました。
沢山の木材の在庫を持って、お客様との打ち合わせ〜現場採寸〜工場での製作〜完成品、現場はめ込み作業と、一連の流れの中で、可能な限り、リーズナブルにする事を心掛けているとの、竹中社長のお話です。
建具職人4名のチームワークで、オーダー建具を毎日製作しています。
皆様のご相談、お問い合わせ、ご下命を心よりお待ち申しております。 |
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