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12月に入って北九州市の小倉南区にある、一般住宅の外壁を全面塗り替えする工事に着手しました。
施工前が上の写真ですが、全面塗装し、雰囲気を一変します。
下の写真が施工後ですが、大変明るくなり、全然違った白い壁が眩しいくらいの印象を見る人に、与えます。
一連の塗装工事を、中井さんのがんばりを中心に追っかけて行きたいと思います。 |
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今回の外壁塗装工事は、高所作業があるため、まず、足場の組み立てから入っていきます。
殆どが、ローラーでの塗装なので、しっかりと塗り込んでいくため、足場はどうしても必要となります。
安全に配慮して、足場を組み込んでいきます。
施主様のお家を囲むように、2階まで足場が組み上がりました。 |
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中井さんは、自分の手を外壁に当てて、外壁の塗装の状況を見ています。
手を離して、手のひらを観察しますと、細かい外壁の粉状の埃が付いています。
これが、チョーキング現象と言います。塗料の中に含まれる樹脂が、長い年月を経て、劣化している状況をいいます。
今回の施主様の外壁も、その時期にあたり、塗り直しが必要となりました。 |
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足場も組み上がり、サイデングや外壁の洗浄を行います。
丁度、12月に入っての作業で、運悪く、雨風が強く大変寒い中で行いました。
高圧洗浄をしますが、チョーキング現象で劣化した樹脂を流し落とします。
雨合羽を着て、寒さに負けじと、中井さんは、高圧洗浄を行っていき、綺麗に吹き飛ばし、流すことが、できました。
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高圧洗浄で流し終えて、乾くのを待ってから、サイデングの目地の埋め込み補修作業にかかりました。
補修個所を見つけ、カッターで劣化している箇所を切り取りましたが、硬くて、大変苦労しました。
その後、コーキングを打ち込んで雨水が入らないように処理します。
寒さに耐えて、中井さんは、がんばっています。 |
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コーキング処理を終え、今度は、下塗りをしていきます。
サイデングは、エポキシシーラーを下地に塗り込んで、上塗りは、日本ペイントファインウレタンU100の薄いアイボリーを塗ります。
外壁塗装の際に大切な事は、養生です。窓やトユにしっかり養生して、下地塗装の作業を中井さんは、進めていきます。 |
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今回の塗装工事で使用する塗料が並んでいますが、中井さんは、サイデングなどを行うために、該当する塗料をシンナーで、薄めています。
薄め具合も気を付けて、十分に混ざるようにします。
塗る面積は、結構な平米数なので、結構な塗料の数が、必要となります。 |
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外壁の塗装作業に入りました。
下地に、水性サーフを塗り、よく乾燥してから、上塗りには、セラミクリーンの薄いアイボリー色を塗っていきます。
細かいところは、刷毛で塗りますが、殆どは、ローラーで塗っていきます。
同じ場所で、塗り終えた完成写真ですが、地面にも、養生シートがしっかり置かれており、塗料の拡散を未然に防ぎます。 |
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外壁の窓枠の下の細かい部分を刷毛で塗っていきます。
ローラーでは、塗りきれない部分が出ますので、刷毛塗りも必ず必要となります。
養生がしっかりされているので、安心して、塗っていけます。
今度は、サイデングの塗装です。薄いアイボリー色の塗料をローラーにしみ込ませて、一気に塗っていきます。 |
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軒の裏側の軒天は、ニッペ水性トップつや一番を塗っていきます。
元の材質の色合いを保ったまま、艶を出すため、綺麗に仕上げます。
テラスは、ニッペウレタンU100の薄いアイボリー色を塗っていきます。
サイデングの上塗りと同じで、白色の清潔感を出しています。 |
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玄関回りの破風は勿論、その他の箇所の破風板は、全部ウレタンを塗りました。
玄関柱は、剥離剤で剥いで、サンダーを当て磨きました。
クリアーを剥ぐのに、なかなか落ちなくて、剥ぐのにまる2日かかり、大変苦労しました。
それから、キシラデコールを塗り、光沢ある玄関柱に変貌しました。 |
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サイデングをはじめ外壁や、軒天・破風板・テラスなどお客様と打ち合わせた通りに塗り上げました。
特に白を基調にしていますので、清潔感溢れる住宅に変身しました。
完成した色々な箇所からの写真です。
元の色合いが、茶色系統の色彩でしたので、より一層鮮やかに感じられます。 |
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この北九州市小倉南区の外壁塗装工事は、12月の寒い中、雨や雪も降り、おまけに風も強く、塗装作業後、なかなか乾燥せず、大変苦労しました。
施主様も、綺麗に仕上がったことを大変喜ばれており、中井さんにとっても、苦労した現場であったので、安堵されていました。
年期の入った塗装職人として、北九州市では、今後もっと活躍の場が広がると確信いたします。
今回の過酷な状況でもがんばられた中井さんに拍手を送りたいと思います。 |
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