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写真は、10年ほど前の(株)サシヒロの創業者であり、佐倉兄弟で昭和27年9月に、始められた指弘建具製作所の社長で、佐倉兄弟のお兄さんで、会長でもあり、木製建具の責任者である、佐倉会長さんです。
今から10年ほど前に、吹田市のある神社からの注文で、神社の入口の大きな吊り下げ門戸の製作に携わった一連の作業状況を見てみます。
佐倉会長さんは、写真の通り、温厚な性格で、職人さん気質であり、皆んなをまとめる力に、長けています。 |
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吹田市のある神社から、神社の入口の大きな吊り下げ式門戸の製作依頼を受けました。
現地での採寸では、一番大きい枠では、3m50はありそうです。
枠をしっかり組んで、組子建具を組む要領で、格子を沢山組んでいきます。
ただあまりに大きいので、木製建具工場内には、出入りできないと判断しました。 |
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そこで佐倉会長さんを中心に、色々知恵を絞り出して、大きなトラックの荷台に、木を敷いて、その上で作業をすることにしました。
トラックの荷台一杯に組子建具を広げていき、特に枘(ほぞ)の製作には、注意を払って、製作に励みました。
出来上がった部分の上に綺麗な板を敷いて、その上に乗って、新たな作業を進めていきます。
縦横のゆがみなどがでないように、しっかりと、平均平行をしっかり取って作業を進めていきました。 |
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大きな枠へ組子建具をしっかりはめ込んでいき、縦の平行と横の平行をしっかりチェックしていきます。
出来上がっている箇所への作業では、新しい木板を敷いて、汚れが付かないように、注意深く、作業を進めていきます。
一発失敗すると、一からやり直しといった作業なので、注意深く、丁寧にしかし迅速に作業を進めていきます。 |
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出来上がった組子建具を使った、吊り下げ門戸を木製建具工場の壁に立てかけました。
天気も良く、より一層の乾燥をさせるために、工場の壁に立てかけました。
明日の納品に際して、事故のないように、しっかり吊り下げができるように、皆で、打ち合わせをしっかりやりました。
夕方には、トラックに積み込みを完了させ、しっかりフォローを掛けて明日の出発に備えました。
工場内での製作では、トラックの荷台などでの作業、お疲れ様でした。
明日の納品、取り付けなど、注意深く、作業されますよう願っております。 |
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