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大阪府豊中市のある個人住宅のお客様からの注文で、格子枠で作られた建具を受注いたしました。
まず豊中の現場にて、建具をはめ込む場所をしっかり把握し、その完成する格子建具の大きさをしっかり実測しました。
木製工場内にて、その寸法に基づき製作を始めました。
格子建具ですので、枘(ほぞ)を沢山作って、格子同士が取れないように、はめ込むのです。
その結果写真のように、しっかりした格子建具、組子建具が完成しました。
外枠の中には、縦木が23本も付けられており、大変細かい格子です。さぞかし枘(ほぞ)の製作には、苦労したと思われます。 |
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私は、格子建具の完成は、組子建具の技術が大いに入っていと、思います。木を扱う大工さんや建具屋さんは、枘(ほぞ)の技術を必ず知っており、大いに枘の技術を活用しています。
今回の格子枠の仕切り建具の納品と、はめ込みには、もう一つはめ込む敷居に塗ってある、こげ茶色の塗料を全体に塗ることになりました。
部屋の中や、廊下・階段と雰囲気を合わせるために、こげ茶色に塗ることになりました。
完成した格子建具をはめ込んだ結果、部屋の雰囲気が一変して、大変引き締まりました。特に、格子建具があるとないとでは、全然引き締まり具合が違います。 |
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部屋の外側から、部屋の方を見ると、格子建具が一番に目に飛び込んできます。
しかし上品な格子建具に感じられ、部屋自体がセンスの良い雰囲気に包まれて、お客様も大変、満足されました。
白い壁に木の温もりが感じられ、素敵な部屋が完成し、お客様も満足そうな笑顔で、喜んでいただけました。
建具職人の加茂さんも、お客さんの笑顔を見て、大変満足しました。 |
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(株)サシヒロの木製建具部門では、中瀬古さんが、工場長で中心となって、加茂さんは、建具職人として、中瀬古さんを助けています。
しかし、お客様からの問い合わせや発注については、夫々に受け持ち、夫々に製作段階から、分かれて製作にかかり、完成させ、納品・はめ込み作業も夫々に分かれて従事します。
但し佐原慎一郎社長は、納品の際は、必ず同行して、夫々の職人さんを助けて、納品をします。
皆様からのお問い合わせや、ご下命を心よりお待ちいたしております。宜しくお願い申し上げます。 |
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