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大阪府吹田市の、あるお寺さんの別注雨戸を受注し、製作する事になりました。
これまで使われていた雨戸を引き取って、工場にて、採寸をしっかりやり、製作にかかります。
今回のお寺さんの別注雨戸の特徴は、頑丈に製作しなければならない事です。
すなわち横格子の上下の間隔を狭くして、少々のことでは、破られない雨戸にする事なのです。
そして、雨戸建具で一番肝心な事は、雨戸の内側から、木製の錠前を掛ける事です。それを「ころろ」と呼んでいます。
今回のお寺の別注雨戸の製作においても、「ころろ」は、しっかり付けられています。 |
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新しく製作した別注の雨戸をはめ込んでみると、古い柱の色などに比べて、歴然と、新しい木の色が輝いて見えます。
左側にはめ込んだ別注雨戸は、4枚1組となっています。お寺側から見て、横格子があります。
勿論、木製の鍵の「ころろ」も付けられています。
横格子の上下の間隔も、短くなっており、少々の力が加わっても、破れる事は、ありません。 |
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この別注雨戸は2枚1組となっています。お寺さんの別注雨戸は夫々横のサイズが色々なので、施工前にしっかり採寸していたので、問題なく、綺麗にはめ込みができました。
この別注雨戸も、お寺側から見て、横格子があり、縦の間隔も短くなっており、少々の力では、破れは、しないです。
見た目も、新しい木の匂いがプンプンする別注雨戸になっています。 |
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大阪府吹田市の(株)サシヒロの木製建具の工場にて、納入前に完成した、お寺の別注雨戸の完成品です。
4枚1組の別注雨戸で、完成しており、大変綺麗に出来上がっています。
これから納品するので、明日には、納入現場で、上下のはめ込みの微調整が必要となってきます。
その微調整の時間が結構かかります。場合によっては、丸1日かかる場合もあります。 |
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大阪府吹田市の(株)サシヒロさんの木製建具の責任者であり、建具職人の中瀬古さんは、吹田市の個人宅の雨戸を受注し、製作する事になりました。
お客様から、作りかえる古い別注の雨戸を工場に持ち帰りました。
工場で、しっかり採寸し、製作にかかりました。
中瀬古さんは、丸1日で、別注雨戸を作り終えました。
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完成した別注雨戸の傍で写真に納まっていただきました。
リラックスして写真に納まって頂きたかったのですが、少し無理なようでした。
別注雨戸の裏側から写真を撮りました。
雨戸としては、大変、綺麗に仕上がっておりました。 |
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木製建具の責任者でもあり、工場長でもある、中瀬古さんは、出来上がった別注建具を前にして、明日納品をしますと、言ってくれました。
本人も自慢げに、綺麗に出来上がっているでしょうと、語ってくれました。
もう一人の建具職人である、加茂さんには、本日は会えませんでしたが、次回の取材には、必ずお会いして、色々取材をさせていただきたいと、思っております。
中瀬古さん、本日は、有難うございました。 |
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