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京都市北区の京町屋の全面リフォーム工事Aとして、野田工務店の野田社長の奮闘ぶりをクローズアップしていきます。
まず、奥の水廻りの側面の壁面と居間の壁面のボードを貼るための間柱(マバシラ)の取り付けを中心に進めていきます。
野田社長のポーズでもありますが、鉛筆を口に咥えてよく作業を進めていくことがあります。
作業に夢中になると、このような姿勢も全く気にならないようで、野田社長は、没頭しています。 |
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奥の水廻り(お風呂・トイレ・洗面所)の壁面工事のため、野田社長は、用意された材料の木を選択します。
その木のサイズは、比較的細めの木で、大きな横柱に取り付けるために、寸法を測っていきます。
今度は、横柱の方で、どのあたりに間柱を建てるのかを、測りながらその位置を決めていきます。
その繰り返しで、しっかり壁材が止まるようにします。 |
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野田社長は、解体後の残した大きな縦柱に壁面を作るための、間柱を打ち付ける作業を始めました。
その際、大事な事は、打ち付ける間柱が垂直になることです。
そのため、吊げ振りを使って、垂直になるように、間柱の位置を決めて木ビスを打ち込み固定していきます。
このような基礎からの積み重ねが、しっかりした、建築物となるのです。 |
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野田社長は、元の残された縦柱に間柱を打ち付けますが、垂直に固定するため、吊げ振りを使って、垂直を計測します。
間柱の正面と右側の二か所に吊げ振りを取り付け、二重のチェックをしています。
このように垂直であることを十分に確認後、木ビスを打ち込んで、しっかり固定をしていきます。 |
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こうして、奥の水廻り(お風呂・トイレ・洗面所)の建屋の壁面用の間柱を施工した後の写真です。
縦柱・横柱と頑丈に作られたところへ、壁用の間柱が垂直に取り付けられて、この建屋の骨格が見えてきます。
しっかり施工されているので、拝見していても、安心感を持てます。
縦柱と横柱の施工後、筋交い木を固定して、この建屋の工事中、動かないように、配慮されています。 |
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野田社長の内壁面を作るための間柱の施工の際の、表情をピックアップしてみました。
いつも寡黙で、仕事一筋に感じますが、話をしますと、元高校球児らしく、ハキハキされています。
工事中の集中の仕方は、並大抵では、ありません。
適時、回りに気を配り、注意を怠りません。やり手の職人さんです。 |
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野田社長は、奥の建屋と居間の境界に大きな縦柱をはめ込むための準備を始めました。
縦柱の加工を始めています。上下の寸法をしっかり測り、カットしていき、解体前の縦柱に取り付け、固定するための加工です。
大きな梁に下に、用意した縦柱をはめ込み、柱の二面に吊げ振りを設置し、垂直を注意深く測ります。
垂直が出たところで、梁と柱に打ち付け固定します。 |
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野田社長が、大きな長い木ビスを打ち込んでいるところです。
その真剣味溢れる表情は、見ている私も感激します。
大きな縦柱の前面と右側には、吊げ振りが2機付けられ、縦柱の垂直を測ります。
普通のレベルでは、長いものには、不適当なので、この吊げ振りでは、その役目を果たせます。 |
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野田社長は、奥の建屋と居間の内壁を作るための間柱の製作に精を出します。
1本、1本の木を選び、その都度はめ込む箇所へ行き、寸法を測って、間柱を作ります。
その繰り返しが、大変な作業であり、根気がいる作業です。
黙々と工事を進行させる野田社長に拍手を送りたいです。 |
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野田社長の内壁面を作るための間柱の施工も佳境に入っています。
間柱のための木を選定し、測った寸法に電気ノコでカットし、間柱を丁寧に取り付けます。
この作業を何回も何回も繰り返し、やっています。
忍耐力が必要な作業です。野田社長は、根っからの大工さんなので、スイスイこなしていきます。 |
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この後、玄関回りの作業を紹介しますが、その後に完成した、京町屋の全面リフォーム工事の玄関部分の写真を紹介します。
一番最初にあった解体前の玄関とは、趣が全然違った顔になりました。
手前のお家との境界には、格子に見立てた柵を設置し、玄関の扉や二階の窓枠などの木枠は、新鮮さを感じさせてくれます。
最終的にどのような京町屋の顔になるのか、大変楽しみです。 |
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野田社長が、間柱を選び出しているスナップをこっそり写真に収めました。
材料の間柱に使用する木は、夫々1本、1本違う顔を持っているので、慎重に選び出しています。
使う木材は、その使用箇所によって、太さも長さも違うので、前もって十分にその計算と段取りが必要になります。 |
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玄関の顔である玄関引き戸や格子などの作製のための木枠の施工を始めました。
野田社長は、玄関を入ってすぐの所へ、作業台を移動させて、木枠の製造作業に入りました。
寸法を測って、その寸法にカットし、着々と作っていきます。 |
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野田社長は、玄関引き戸扉の上の欄間を作製しています。
使う木は、小さい木で加工に失敗しないように、神経を使って作製していきます。
リフォームに使用する木材は、大小様々ですが、小さい木の加工ほど神経を使って丁寧に作っていきます。
その表情も真剣そのものです。 |
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野田社長は、脚立の上に上がって、玄関引き戸の上にある欄間に出来上がった細長い木をはめ込んでいきます。
一回でうまくいかない時は、降りて作業台へ戻り、加工して再度脚立に上り、とりつけます。
比較的短時間で、この作業は、終わりました。 |
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いよいよ玄関の扉(引き戸)の設置です。
この扉は、引き戸になっており、施主様が、是非にと希望された商品です。
黒色の木製で中にガラスがはめ込まれています。
格子状になっており、見た目にも、京町屋にピッタリの引き戸になっています。 |
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一応玄関回りの残すは、左官作業だけとなりました。
居間から奥の方を見ますと、がっちりした建屋の状態が見てとれます。
黒色のアルミ製の大きなガラス戸もきっちりと、はめ込まれました。
これだけ大きいガラス戸ですと、毎日、明るく生活できると感じました。
後は、フローリングと畳を入れる畳寄せをするばかりとなります。 |
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野田社長は、居間への上り口の敷居や鴨居を製作するためがんばります。
大きい横柱を縦柱に、取り付け、敷居作製のための加工をしていきます。
この京町屋の全体リフォーム工事Aでは、一階部分の大事な基礎部分を紹介しましたが、Bでは、二階からご紹介します。
野田社長のがんばりに拍手を送りたいと思います。 |
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