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京都市山科区の民家で行われた 脱衣場を中心とした床板・床組みの改修工事をご紹介します。
当日の現場は既に床板が外されており 長年の間に腐食した土台があらわとなっていました。 (右写真)
しかし野田さんによると、 在来工法による住宅の多くは 浴室廻りが同様に腐食していることが多いのだそうです。 |
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まずは床板をめくり 腐食した部分を土台から 取替えることから始められました。
長さを計測したのちに ノミを使い、ホゾを掘られると、 早速土台の取替えが行われていきます。 (左写真) |
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続けて土台の上には、 根太掛け→根太の順番で取り付けられました。
そしてその上に、 フローリングの下地となるコンパネを張ります。 (右写真)
床の広さはタタミ一畳もない大きさなので、 1枚板でも加工は可能です。 しかし野田さんは、作業の効率化を図る為に 2枚に分けて加工されました。
状況に応じて柔軟に対応される手腕は、 野田さんの多岐に渡る経験を感じさせます。 |
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最後に仕上げの床板を、 打ち込んで完成です。
今回使用されたのは、 サニタリー(水廻り)用のフローリング材で、 下部の材を傷めないようシーリング加工が施されて 水漏れを防ぐ構造となっています。
― 1日を掛けた脱衣場の床板・床組み改修工事。 人目に付かない床下では、 日に日に家の基礎となる土台にまで 腐食が及んでいました。
もし水廻りの床板に違和感を感じられた際には、 一度野田さんにご相談されることを おススメします!
取材撮影;内海 |
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