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店舗屋の沢本洪樹さんは、東京都中央区に「居酒屋 箱崎坂場」さんの店舗内装工事にあたり、施主様と十分な打ち合わせの上、沢山の木を使った居酒屋に変貌させました。
これからご紹介する施工写真でも判っていただけますが、色彩が茶色系統になっており、非常に男性的な店舗になっています。
各座席は、一つのボックスみたいに、ガッチリとした木材で構成されており、テーブル、ベンチシート、仕切りなど全てがロゴハウスのように感じられます。
そんな中、仕切りに、縄のれんと、簾が使われており、独特の雰囲気を醸し出しています。
腰壁も同じ材質と色の木材が使用され、店内の一体感を出しています。
ここまで凝られると、豪快に飲んで頂けるようにと、施主様の願いがあるように感じられてなりません。 |
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写真は、一つのテーブル席を写していますが、使われている材料の厚みや豪快さに注目して頂きたいと思います。
腰壁も同じ色合いの同じ木の板を使用しており、テーブル、座席との一体感を出しています。
内装には、眩しい位の白色が使われており、テーブルや腰壁の茶色とのコントラストがまぶしいくらいです。 |
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店舗屋の沢本さんは、店舗内装工事をする店舗のレイアウト図を考え、作製して、施主様と打ち合わせをいたします。
出来るだけ多くの収容人数を確保するため、苦心のレイアウト図作製となります。
今回の「居酒屋 箱崎酒場」さんも、2人席、4人席、大人数席と分けてレイアウトしています。
この写真は、4人席ですが、テーブルを囲んで、ベンチシートがあり、ベンチシートの後が仕切りになっており、簾が掛けられています。
また、席への出這入りのところには、縄のれんが掛けられており、縄のれんを下ろすと、密閉状態にはなりますが、外側は見えます。
圧迫感は全然なく、面白い個室だと、お客様には、話題になり、口コミで広がっていくように、感じます。 |
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この写真は、2階の客室へ上がる階段部分を写しています。
階段の白壁の部分に幾何学模様をこげ茶色の木で、店舗内装工事されており、階段に変化をもたらし、危険防止の役目も担っています。
階段の上り口に左側には、透明なガラスがはめ込まれている引き戸があり、その奥には、お酒の陳列台が置かれています。
丁度お酒のショーウィンドーのような感じを受けます。
このように、ちょっとした所にも、沢本さんのアイデアーがきらりと光っています。 |
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写真は、二人用の座席ですが、よく観察してみると、座席の両側は通路になっています。
広い通路の真ん中に、二人用の座席を設けた感じがします。
しかし通路が大変狭くなった訳でもなく、ウェイトレスが十分通れる幅は確保されて、二人用の座席数も増えました。
隣との仕切りには、簾があります。通路側には、縄暖簾があり、プライベイトは完全に守られています。
座席は、ベンチシートになっており、長時間座っても疲れないように施工されています。こんな雰囲気の所で、飲んでみたいと心底思います。 |
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窓側には、ベンチシートが連なって施工されています。
その前に木製のオーダーテーブルがあり、もう一方には、細工された丸椅子が並べられています。
天井からの照明も大変明るく、お互いのテーブル間の仕切りが無い分、広く感じられます。
通路側の仕切りには、簾を真ん中に左右に、木の細工がしてあり、チョットしたところに、沢本さんのセンスが出ます。
左奥には、配膳台とその奥には、厨房があるように、思われます。
最初のレイアウトの段階で、施主様との十分な打ち合わせの結果の店舗内装工事なので、着実に完成していきました。 |
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今度は、壁側にベンチシートが施工されており、同じようにテーブルがあります。
しかしテーブルの先は、仕切りを兼ねたベンチシートがあります。
仕切りには簾と両サイドの木の細工が施工されています。コートを掛けるハンガーも用意されています。
レイアウトの妙とでもいいますか、まるでブロック遊びをしているような、錯覚を覚えてしまいます。
私の思うに、ここからは、二階へ上がっての座席の完成写真だと思われます。
同じ施工でも、少し感じが変わって見えるのです。テーブルとベンチシートのちょっとした、寸法で雰囲気が変わって見えます。 |
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ここは、二階の座席を写真に収めました。全館共通のしっかりしたテーブルが置かれています。腰壁をしっかり施工してから、ベンチシートの取り付けを行いました。
座席に接する窓には、簾が掛けられています。他からのプライバシーを守る事と、日除けのためです。
右側の座席の後ろには、仕切りが同じように施工され、次の座席があります。
店舗屋の沢本さんは、施主様と一緒になって、良いものを作るとの信念で、店舗内装工事します。独自のルートで仕入れた材料を使って、リーズナブルに仕上げていくのです。 |
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これまでご覧いただいたように、他では、あまりお目にかかれない店舗が完成いたしました。
座席同志の仕切りに縄暖簾や、簾をふんだんに使用しています。縄のれんなどは、割烹料理店の厨房入口などによく掛かっていたことを記憶しますが、こういった材料を全面に出して、店舗内装工事されるのは、全国でも珍しいのでは、ないでしょうか。
店舗屋の沢本洪樹さんは、レイアウト図、デザイン図、材料関係の見積書など、施主様が納得されるまで、意見交換をし、独自のルートで仕入れた材料を使って店舗内装工事をします。
その際、熟練の店舗職人が施工に携わり、沢本さんのタクトで、動きます。その結果、施主様にとって、大変リーズナブルな金額で、出来上がってくるのです。
私も「箱崎酒場」さんのような男性的な豪快なセンスある酒場で、杯を上げたいものです。 |
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