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―9月中旬 台風も気になるこの頃 京都府城陽市にある日本家屋の屋根葺き替え工事が執り行われました。
この屋根瓦は昭和40年ごろに葺かれたそうで、 解体前、軒先はズレた瓦が波を描いていました。
写真は解体後の風景です。 瓦を止めていたはずの粘土は、 雨水と共に今や粘土とは思えないほど劣化していました。 |
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粘土を劣化させた雨水は野地板(屋根の下地の板)にも影響しており、 瓦を支えているのが不思議なくらいもろくなっていました。
幸い垂木はそのまま使用可能だったので、 松田さんは鉄砲を片手に慣れた手つきで あっという間に野地板を取り付けられました。 |
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そしてメインの屋根葺き替えの作業です。 先の野地板の上にルーフィング(防水シート)を貼り付けて、 墨壺のようなものを使い屋根の四方を均等に割り付けられた松田さん。 写真にあるように、一枚一枚丁寧に取り付けられていかれます。 |
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全体を把握しながら、徐々に完成に近づいていきます。
写真は、完了時のものです。 完璧な仕上がりは、正に職人技です! |
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