|
|
今回は「京都の腕利き大工・菊地さん」と協業して「屋根の葺き替え工事」を行います!(京都市左京区にて)
菊地さんが屋根の下地部分を作り、 (菊地さんの下地施工はコチラ:https://www.eeshokunin.com/sks/260tk/jisseki.html)
松田さんが屋根部分を葺いていきます!
京都を代表する屋根屋さん・大工さんが繰り広げる施工となっております!!
※工事期間中の半ば頃にお伺いさせて頂きました。 |
|
|
菊池さんの施工した下地の上に、松田さんは防水シートと板金屋根を葺いていきます。
この日の時点でかなり施工は進んでいますね!
そして今回の現場はとにかく屋根の範囲が広い!! その全てを松田さんお一人で葺き替えています。
かなり時間が掛かる工事です。
|
|
|
そこで今回の現場をきっかけに導入したのがこちら道具です!
その名も「立ち上げくん」。
バッチリ「MATSUDA」と表記入りです。 私自身、何度も松田さんの撮影にお邪魔していますが、 松田さんは「非常に道具を大切」にします。
屋根職人さんとして長いキャリアと誇りを持ち、 一つ一つの現場を大切に施工するために、道具の手入れは欠かしません。
こういうところからも一流の職人さが伺えます。
|
|
|
少し本題とずれてしまいましたが・・・
こちらの立ち上げくんの用途は、 「板金屋根」をまさしく立ち上げて、雨水の流れを調整するものです。
これまでは、一つ一つ小道具を使用し板金を調整していたそうですが、 今回の膨大な広さの屋根工事の依頼により、この道具を購入されたそうです。
工事に応じてご自身のベストな選択をする。 このようにして松田さんはお客様の信頼を勝ち取って行かれます。
|
|
|
そしてもう一つ、導入されたのがこちらの「ガチャぽん」です。 こちらも板金屋根を加工する道具です。
写真のように、板金と下地部分を固めて固定します。
|
|
|
加工後の姿がこちらです。
少しわかりにくいでしょか・・・・
ピタッと下地と屋根が重なり合っています。 これで板金屋根がずれたり外れるリスクを大幅に削減します!
作業スピードも早くなり、家主さんにとってもありがたいですね。
|
|
|
本日はこの2つの道具を使用してどんどん作業を進められます。
いつも笑顔をお願いすると、気さくにニコっとして頂けるので、 カメラマンの私にとっては非常に助かります(笑)
|
|
|
板金屋根を加工し、下地部分とビスを使用して固定していきます。
広さがある分、同じ作業を何度も繰り返さないといけませんが、 松田さんは一つひとつ、しっかり確認しながら作業を進めておらられました!
本日はここで一旦引き上げです! 後日も作業が進みます! |
|
|
〜後日、またお邪魔させて頂きました〜
本日は細かい部分の板金を取り付けます。 より細かい作業が求められる際は、しっかりと従来の形式で施工を行います。
部分によって適正な施工を行う、 例え時間が掛かっても、しっかりと施工を行うのが松田さん流です。
|
|
|
こちらも細かいところに板金屋根を取り付けるため、 小道具のハサミで丁寧に切っています。
ズレがないよう集中して作業をされている姿が印象的でした。
|
|
|
しっかり丁寧にやった結果がご覧の通りです。 まさしく「職人技」です。
綺麗に綺麗に葺かれています。
|
|
|
そして全体の写真です!
今回も「完璧な工事」でした。
松田さんは屋根職人として今年で33年です。 これからも京都の屋根を守り続けます。 |
|