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京都市伏見区の会社ビルで玄関扉のドアクローザ取替え(ドアチェック取替え)の様子を取材してまいりました。 施工工事される職人さんは 昭和2年創業「大国硝子店」の大国狐晃司さんと、応援の職人さんです。
この会社玄関ドアのドアクローザの現状は、オイル漏れが原因でドアの閉じ速度(締まり速度)調整が聞かなくなっていました。 結果、常にドアを保持しながら開閉する煩わしさと、加えて全開時の保持力も弱く、不意に閉まった時に危険でもあるので今回のドアクローザ取替えとなりました。
先ずは開閉がに効かなくなった、既存の玄関ドアドローザの取り外しです。 ドア枠のブラケット取り付け孔を見てビックリ! これまでに何度もドアクローザ交換がされているか、様々なタイプのドアクローザが使われてたのか?取り付け孔だらけになっていました。 ※作業される職人さんは応援の職人さんです。
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既存のドアクローザ取り外し後、先ずは本体取付板の設置取り付けを行います。
ただの取付板なのに部品点数が5点も有るのはドアの既存の孔に合わせて本体を取り付けるためのスライド調整式取付板となっている為です。
付属のビスも「木製ドア・金属製ドア」用に別れ、更にネジ径、ネジ長さ、ネジピッチ等が異なる合計6種類のビスが40個程も一袋に同時梱包!素人だとネジを適合させるだけでも一苦労な予感がします。
もちろん職人さんは手慣れたもので適合ネジをサッと選んで使っていました。
ちなみにドアクローザ(ドアチェック)は数百種類も有るのだそうです! 玄関扉・ドア枠の仕様が多種多様なので、ドアクローザ(ドアチェック)もそれに合わせて種類が増えてしまうのだとか。
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ドアクローザ本体は取付板にスライドはめ込みした後、ビス2本で固定されます。 そしてブラケットの取り付けに移行します。
此方の製品は形が仰々しいですが、フリーアジャストブラケットとなっており、既存の取り付け孔位置にブラケット孔を位置調整できる優れものです。
新たにブラケットの取付孔を開けずに済むのでドア枠を孔だらけにしなくて済みますね。
ただし取り付け手順も複雑になっていて取付孔に位置合わせする為の調整ネジが3点あり、それを緩めてドア枠の孔に合わせてから調整ネジを固定し、その後にドア枠に取り付けしなければなりません。 |
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ドアクローザブラケットの取り付けが終わると、ドアクローザ本体のアームとブラケットリンク(ブラケット側のアーム)を結合させネジで固定してドアクローザ取替えは終了です。
この後、ドアクローザの各種機能(ドアストップ機能調整・ドアストップ保持力調整・ドア閉じ速度調整)の調整に移行します。
ドアストップ機能の有無はブラケットのストップ装置調整ネジで。 ドアストップ保持力調整はブラケットのアジャストパイプ内に仕込まれた調整ネジで。 そしてドア閉じ速度調整はドアクローザ本体の油圧調整ネジ(3箇所)で調整します。
ただしどれも油圧を調節するのでやり過ぎはドアクローザの寿命を著しく早めますので、工場出荷のまま使うのがお勧めなのだそうです。
京都市伏見区でドアクローザ交換(ドアチェック交換)のご要望は「大国硝子店」大国晃司さんに御相談ください。 ドアクローザ本体だけでなくドアとドア枠の状態も考慮して、最適なドアクローザをお選びいただけます。 |
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