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サッシ・ガラス屋  大国晃司の施工例

施工例写真1
今回は京都市山科区東野にある「大国硝子店」さんへ御邪魔しています。

既に35年間も、板ガラス、アルミサッシ等を専門に手掛ける、この道のプロフェッショナルです。

その大國さんを訪ね、店舗作業場内で網戸張替え作業の実演をお願いしました。

先ず古いアミが貼り付けられた「網戸」を用意し、アミを剥がす作業から始めます。

網戸用アルミサッシの場合は、アミは押さえゴムと謂う細いゴムパッキンで枠の溝にはめ込まれていますので、この押さえゴムの端(切れ目)をドライバーでこじ上げ、ゆっくり引っぱりながら上げていき、古いアミをはずします。
施工例写真2
次にロール状の新しいアミをサッシの上に広げ余裕をもたせた少し大きめのサイズに切断します。
因みに窓のサッシ幅は90センチ・130センチの二種類の規格しかないそう。

アミ色はグレーが一般的ですが、その他に、黒色(網戸を通して室内から外がキレイに見通せます)
そして、外側が銀(内側が黒い2色コンビのアミは、外からは中が見えず、内側からは外がきれいに見えます)
ブルーの物も出回っているそうです。

今回は黒色のアミを使用しました。


押さえゴムを戸の周囲分の長さより少し長めに切り、押さえゴムの一方の端をサッシの角4〜5cm手前から押しこみます。


施工例写真3
次に押さえゴムを、押さえゴムローラーと謂うアミ張り専用の道具で溝にはめこんでいきます。

※押さえゴムもアミと一緒に劣化してるので、押さえゴム新しいものに交換されます。

そして押さえゴムは数種類のサイズ(太さ)があるそうなので、張り替える網戸の押さえゴムと同じサイズの物を使用します。アミのたるみ(シワ)を取りながら、サッシの押さえゴムを溝にそって一周分、押し込んでいきます。

最後に周囲の余ったアミをカッターで綺麗に切り取って網戸張替えの完了となりました。

アミの余分を切る時には、誤って押さえゴムを傷つけないように注意しなければなりません(傷をつけると劣化が進みやすくなるそうです)
網戸張替え作業専用のカッターもあるようですが、大国さん程のベテランになると通常のカッターで綺麗に仕上げられます。
施工例写真4
アミ目の歪みや、シワのない綺麗でピンと張った網戸が完成しました。

網戸用のアミはホームセンターでも購入出来ますし、ご自分でチャレンジされたい方もいるかもしれませんが、材料・工具、そして張替えの手間時間を費用換算すると以外に高価になるのでは?

しかも仕上がりの美しさを求めると・・・そんな事を考えると、確実に出来上がる「プロの職人さん」にお任せするのが一番効率が良く安心ではないでしょうか?

「大国硝子店」では、出張引き取りでもm当たり2千円、お店に持ち込んで頂ければ、m当たり1千円で作業してくれます。

京都で網戸張り替えの事なら大國さんにお任せ戴ければ間違いないですよ。

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