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6月、京都市東山区にある四条大橋の袂に、有名な歌舞伎を演じる劇場の屋上のテントの張り替えがありました。
その際、屋根部分の骨組みごと替えるという工事です。
島田鉄工所では、工場で、設計図に基づいて屋根部分の骨組みを製作しています。
工場では、島田社長の指揮のもと、尚樹さんも鉄骨の熔接を行い少しずつ完成させていきました。 |
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まずその劇場の屋上に上がって、これまで使用されてきた、古いテントの外しにかかります。
島田社長は、カッターを持って、古いテントの外しにかかっています。
テントの裏側も相当汚れており、支柱も錆びが出始めています。
今回の工事では、テントがかかっている、部分の鉄骨のみの交換ですが、結構手間のかかる工事です。 |
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島田社長と尚樹さんは、ヘルメットを着用して、テントの外しを殆ど終えました。
永年の風雨の影響で、テントの一部からは、水漏れしていましたし、テントが密着していた鉄骨部分は錆びがひどかったです。
今回の工事では、テントが掛かっていた部分の鉄骨のみを交換し新しくします。
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テントを支える柱と梁を残した状態で、全て外されてしまいました。
柱と梁については、錆びが出ている部分は、特に念入りに錆び落としをおこないました。
その後、錆び止め塗料を支柱と梁に二回塗って、乾燥させます。
最後にグレー色の塗料を二度塗りして、完成させました。
写真右側には、養生シートの上に新しい屋根部分の鉄骨が置かれています。 |
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テントを支える柱と梁が綺麗に塗装され完成しました。
新しく用意されたテントの屋根部分を柱と梁の部分へ、載せて取りつけていきます。
島田社長も尚樹さんも必死で、分割されて完成している屋根を梁に載せて取りつけていきます。
無事に手筈通り、屋根部分が、柱と梁部分に取り付けられました。
早速、島田社長と尚樹さんは、テントを張っていきます。 |
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島田社長と尚樹さんは、新しくなった鉄骨にテントを張っていきます。
これまでテント屋さんとの共同作業で何度もテントの張り替えをやっているので、慣れたものです。
尚樹さんは、テントを張って行くのは当然ですが、屋根部分の鉄骨とテントの馴染みはどうかをチェックしながらの作業です。
自分たちが製作した鉄骨であり、テントがしっくり馴染んでいることが、大事なのです。 |
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写真の一番上の部分で、尚樹さんが、テントを張っていますが、その上に、この劇場を守る御宮さんがあります。
劇場関係者や、役者さんが、よくお参りされるらしいです。
劇場や役者さんの安全・繁栄を願う御宮さんです。
その御宮さんへの通路ですので、雨除け、日除けを果たすためにテントを張った通路となっています。
島田社長と尚樹さんとは、テント張りを無事に完璧にやり終えました。 |
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御宮さんに通じる通路の庇(ひさし)テントの完成を上から見ました。
綺麗にしっかりテントも張れています。無事完了です。 |
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今度は、庇(ひさし)テントを御宮さんに通じる通路から見てみます。
すっかり綺麗に塗装された柱や梁、そして新規のテントがしっかり張られています。
施工前の錆び付いた支柱や梁、テントの汚れを想像すると、見違えるばかりになりました。
島田鉄工所としては、また新しい自慢の出来る施工例が一つ増えました。 |
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今回、施工した劇場を鴨川を挟んだ中華レストランの2階から撮った写真です。
小さくて見にくいですが、しっかり屋上の所に張られたテントが確認できます。 |
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