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整然と美しく敷かれて行く瓦たち。
そして瓦と瓦が重なる部分のアップですが、ほんの数ミリ長いようなので、この後ディスクカッターで切り取り加工をされていました。
塀の端から端まで、一枚分の瓦の長さが極端に変わらないように、ほんの数ミリの調整幅を繰り返しながら全体のバランスが整えられています。 |
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いよいよ塀瓦の完成間近!
耐震強度の規制をクリアしている仕様のスクリュー釘が瓦槌で打ち込まれていきました。
綺麗に葺かれた塀瓦。
真っ直ぐに気持ち良く直線が出され、兎に角、美しいの一言につきます。
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時おり小雨がパラツクなかでしたが、私が取材させて頂けたこの日、瓦職人の西堀さんによる西雲寺さんでの瓦葺き替え工事が全て完了しました。
実は西堀さん、西雲寺さんでのお仕事は今回が初めてではありません。
西堀さんが二十代半ばの頃、なんと本堂の屋根瓦の葺き替え工事を施工されて以来からのお付き合いだそうです。(写真下は西雲寺さんの大きな本堂と、コレまた立派な二層の瓦屋根!こんな大きな屋根を二十代半ばで・・・!!)
そして同じく西雲寺さんの庫裏(クリ:お寺のご住職さんや御家族の住まいに当たる建物)の屋根瓦も三十代後半に西堀さんが葺いておられます。
これらの事は西堀さんの瓦職人としての腕前が確かであり、信頼されているのを如実に現してのだと思いました。
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最後に二十代の頃の御自身のお仕事と一緒に撮影させて戴きました。
西堀さん「アップはせんとってや〜!」
私「大丈夫です!ニッコリ笑ってくださ〜い」
西堀さん「屋根のアップのことやで〜!若い頃の仕事やし、今見たらカッコ悪いとこあるしなぁ(笑)」
瓦に関してはもちろんの事、建物の屋根等に関わる御相談は信頼と確かな実績の「西堀瓦店」西堀さんまで御相談ください。
西堀さん「あんま大袈裟にしんとってや!一般のお客さんが高い(高価)思てまうしな。」
さらに「上手い!速い!安い!や・・・ワシは王将かっ!!(笑)」
西堀さんの一人ボケ・ツッコミで締めくくらせて戴きます。
取材撮影;末光誠 |
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