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京都市北区紫野の大工さん「長尾工務店」長尾唯一郎棟梁のお仕事を取材しました。 今回は北区小山の一戸建住宅での二世帯住宅化ハウスリフォームの、まずは一階の様子から。 一階のリフォームはバスルーム・化粧洗面室リフォーム工事、トイレリフォーム工事となり水回り中心に工事されました。
画像a・a2が施工後の洗面・トイレ入り口付近の様子で、画像bがリフォーム工事前の様子。 リフォーム後の廊下突き当りにある白い間仕切壁は今回の水回りリフォームで新設した壁で、改装工事前の此処はリビングルームの空間でした。 一階リフォームは少々の間取り変更をして、二世帯が暮らしやすい家に仕立て、住宅リノベーションが成功しています。 |
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リフォーム工事前の画像を数点いただいてから、完成後に伺った撮影取材画像と照らし合わせて記事を書いていますが、間取り変更の詳細を文章で書き起こすのが難しく、素人ながら一階間取り図を簡単にですが作ってみました。 ※建築図面&専門家ではないので部屋の大きさ・部材記号図の決まり、またスケールは無視してますのでご了承ください。
左図がリフォーム前、右図がリフォーム後となります。 青線が家の外壁や内壁、濃いピンクが扉など建具の様子を表し、薄い水色の折れ曲がり矢印は二階に続く階段です。 グレーで塗られた部屋はリフォームしてない場所、薄いピンクで塗られた部分が二世帯住宅化に向けて、何らかのリフォーム工事が行われた部分。
双方を比較していただくと、特にトイレ・洗面化粧室周りの空間が、大幅に間取り変更されたのがお分かりかと思います。 |
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それでは再び施工後の様子を見ていきましょう。 洗面化粧室は壁・床・天井張り替えされ、扉建具も新調されています。 そして化粧洗面台も新しいものに交換設置され、外観から見える部分で既存部材が残っているのは洗面台横の窓枠・サッシだけとなります。
以前のバスルームは解体撤去され新しいユニットバス入れ替え工事がされました。 上図でBathRoomの比較をしていただくと、浴室扉が片開き戸から二重片引き戸に変更されているのもわかります。 一般的な一枚引き戸ではなく、二重引き戸サッシを選んだのもポイントが高いですね。 これにより浴室内の広さは変えずとも、扉の開け閉めに必要なデッドスペースがなくなって空間の有効活用ができるようになり、また浴室への出入動作もスムーズになったようです。
壁はベニヤ板下地・クロス仕上に加え、天井近くに湿気吸収が期待できる、エコカラットタイル張り付けを施し、デザイン要素と機能を両立しています。 |
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洗面化粧室の床は定石どおり水に強いフロアタイル施工。 新しく洗面化粧台入れ替には、必要な機能に拘ったシンプルデザインのものを選び、洗面台下収納をはぶくき床を見せる事で室内空間が広く見せています。
視覚効果も上手に使いながらライフスタイルに合わせたリフォームとして、参考になる場面盛沢の化粧洗面室リフォームだと感じました。
余談ですが、蛇口付近に手をかざすだけで水が出るのが優れものの洗面台!こういう製品が存在し、それを選べるってのも幸せですよね〜。 |
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以前は洗面化粧台横に置かれていたドラム式洗濯乾燥機は、新しく作られた専用スペースに設置されました。 ※リフォーム図面を見ていただくとこのスペースがどのように増設されたかがご理解いただけると思います。
具体的にはリビングに廊下を伸ばしから間仕切り壁とリビング扉枠を新設、化粧洗面室側に洗濯機室増設をしています。 増設された洗濯機室もリビング空間を利用してますが、その空間確保は水道設備配管や排水などに必要なスペース確保と洗濯機の大きさに合わせた必要最低限に抑えてあります。
もともとの洗面室・浴室の出入りがリビングキッチンを介してだったので、二世帯のご家族が暮らすうえでの不便を解消した、バスルーム・洗面室リフォームと言えます。
間仕切壁も扉枠も精工に作られていて後付け感がなく、紫野の大工職人・長尾棟梁の大工技術が確かなものであるのを伺える場面です。 |
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引き続きトイレリフォーム完成の様子。
ここも洗面化粧室と同じコンセプトでトイレリフォームが施されています。 水回り対策の壁腰板材、床材を施工されたのはもちろん、湿度調整・消臭効果を期待したエコカラットタイルを張り付け施工しています。
優に畳1枚分はある、トイレとしてはかなり広い空間を、さらに床材・壁クロス共に、ホワイト系色で統一して仕上げてあるので、とても明るく広いトイレ空間が出来上がっています。
今回は京都市北区小山の住宅で二世帯住宅の暮らしやすさを向上する、二世帯住宅リフォームに紫野の大工さん「長尾工務店」長尾棟梁が腕を振るわれました。 長尾さんは、トイレリフォーム・お風呂リフォーム・洗面台リフォームなどの部分改修も得意な大工職人さんです。 北区はもちろん京都で二世帯リフォーム、住宅リフォームをお考えであれば、長尾唯一郎棟梁にご相談ください。
撮影取材:末光誠 |
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