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神奈川県相模原市「オーエス ファスナー」の国吉浩四郎さんは電気工事をメインに、協力業者とのネットワークでさまざまな工事を行う職人さん。地元・相模原市や八王子市はもとより、横浜、川崎などにも出張しています。 今回、工事を行なうのは、横浜市のTさん宅。工事内容は、外灯の交換と防犯カメラの設置、そして玄関の鍵の交換です。まずは外灯交換を見せてもらいましょう。 これまで、コンセントやスイッチの交換、室内照明の修理の様子を紹介させていただきましたが、これらの工事同様、事前の打ち合わせは必要なものの、工事自体は短時間で終了します。 |
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まずは従来の外灯を外します。Tさん宅の外灯は、壁に直接取り付けるタイプ。国吉さんは工事の前に下見をし、設置状況を確認済みです。また、新しい外灯をどんなものにするかも、施主のTさんと事前に相談して決めてあります。 本体、および土台になっているプレートを、ネジを緩めて取り外せば、撤去終了。本当にあっという間ですね! 使う工具の数も多くありません。国吉さんは、簡単な工事に必要な工具を、工具バッグひとつにまとめていました。 |
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つぎに新しい外灯のベースを壁に取り付けます。Tさん宅の壁は分厚いモルタルでできているので、いきなりネジを打つのは不可能。電動ドリルドライバーで下穴をあけてから、改めてネジで留めます。想定していたよりも壁が硬く、穴あけにはひと苦労。とはいえ、経験豊富な国吉さんはドリルの刃を選ぶなどして難なく下穴をあけました。 水平・垂直をきちんととってベースを取り付けたら、電線の処理。これは電気工事士の有資格者でなければできない作業です。電線の被覆を「ワイヤストリッパー」という工具で剥ぎ取り、本体の取り付け準備が完了しました。 |
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外灯の本体に電線をつなぎ、ベースに固定します。プライヤーとドライバーを使い、慣れた手つきでサクサク作業する国吉さん。 ちなみに新しい外灯は人感センサー付き。人などが近づくと、明るさが変わったり、ON・OFFしたりする機能です。外灯には、デザインはもちろん、機能面も多種多様なので、希望にあった商品を選びたいものですね。自分で考えるだけでなく、数多くの現場を見てきている職人さんと相談すると、ベストなものが選べると思いますよ。 |
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外枠を取り付けたら、外灯取替えは完了。スイッチを入れてみて、点灯するかどうか、人感センサーが作動するかどうかを確認します。 ところで、この外灯のランプはオレンジ色っぽい「電球色」ですが、Tさんの希望は白っぽい「昼光色」。工事の際に電球が間に合わなかったので電球色のランプを使っていますが、次回、別の作業に訪れるときにTさんの希望通りのランプに交換するとのこと。取替え作業は5分とかかりません。 ともあれ、以上で外灯の交換が終了しました。外灯が新しくなるだけで、ずいぶんと家自体の雰囲気が変わるものですね! |
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