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此処からは、「株式会社いまがわ装飾」橋本さんが、「壁断熱・床断熱・結露防止」の各施工工事で断熱材として使用している「発泡ウレタン」の接着力についてレポートさせて戴きます。
ここで橋本さんが用意したのはコンクリートブロックとウレタン角材、木製角材です。
これらは言うまでもなく、一般の建築物に多く用いられる建築材ですが、異なる素材の完全な接着に「ダンフォームDX」発泡硬質ウレタンフォームが最適である事を実験してくださいました。 この「ダンフォームDX」は元来、ウレタン系の強力接着剤だそうです。
ラッカー・シンナー系接着剤が発する特有な臭いや揮発性ガスも発生することのない接着剤です。
実験では先ずベースのコンクリートブロックに霧吹きで水をスプレーします。
「ダンフォームDX」は空気中の水分や、貼付け面の水分によって化学反応を起こし硬化するので、湿度の高い場所での使用も可能ですし、水分を含んだ箇所でも強固に接着するそうです。
霧吹き後、早速「ダンフォームDX」を適量、塗布していきます。 |
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塗布後、直ぐにウレタン角材と木製角材を貼り付けます。
因みに「ダンフォームDX」は表面の硬化までに約10分、内部硬化までに45分の余裕がありますので、焦らずに施工工事が行えるのも利点ではないでしょうか?
そうそう、橋本さんのお使いの製品はガンタイプの吐出ノズルが装着されています。
分解洗浄が可能なので橋本さんのような業者の方には、ガンタイプノズルと組み合わせて使用するのがお勧めだそうです。 ※このセットで普段の「断熱工事」の施工をされているそうです。 |
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続いてコンクリートブロックとコンクリートブロックを接着するため、片側に「ダンフォームDX」を塗布していき、双方を貼り付けます。
もちろん、先の接着デモと同じように、コンクリートブロックの表面には霧吹きで水がスプレーしてあります。
接着面を合わせた後に、ハミ出した発泡フォームは完全硬化後にカッターナイフで簡単に切り落とせるので安心です。 |
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接着後、約45分で写真のようにベースのコンクリートブロックを持ち上げられる程の接着力を発揮し、完全接着には約24時間を要するとの事です。
このデモンストレーションのように異なる素材どうしを強力に貼り合わせて固定したい時は、とても有力な接着剤として機能するようです。
橋本さんが手掛ける断熱・結露防止・結露対策の工事現場でも、実際に木材パネルと石膏ボードや、またそれらと金属レールの接着に活用されているそうです。 ※ただし万能な接着剤と言うわけではなく、フッ素樹脂・シリコン樹脂・ポリエチレン・ポリプロピレン・軟質塩ビシートなどには接着しないとの事。
この「ダンフォームDX」の接着剤としての用途は、建築に携わる方々なら色々と思いつくのではないでしょうか?
また一般のユーザー様には、ストローノズルが付属した「ダンフォームDXマルチタイプ」がありますので、日曜大工等に活用頂けるのでは?と言うことです。
一般の方、業者の方とも多用途に利用可能な接着剤、また断熱・結露防止の材料をお探しでしたら、「いまがわ装飾」橋本さんまで御連絡ください。
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