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大体1日で主要な構造体は組みあがります。 胴差の仕口がダブル車知、ダブル込栓組なので 仮筋違が無くても大丈夫です。
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土台の出隅部分の仕口です。 柱の鉛直荷重が基礎に伝わるように、 またタイトに組み上がるよう工夫しています。 当工房オリジナルです。 |
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胴差の断面は150×300、柱の断面は150×150。 桁行方向と妻行方向で高さを100mmずらして、 上下ダブル車知、ダブル込栓で仕口の剛性を上げて います。 一般的なシングル組みですと立て方時に 仮筋違が欲しくなります。 在来工法のボルト組だと仮筋違が無いと立てることが 出来ません。 |
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完成後の南西面の外観です。
屋根は棟で軒部分より30cm程伸ばしています。 2階のバルコニーも同様に中央をふくらませて、奥行を感じるデザインにしています。
屋根はガルバリウム鋼板横長尺葺き 外壁は木部は赤松羽目板キシラデコール2回塗り仕上げ 妻の三角部分は弾性リシン吹付仕上げ デッキ等はラジアータパイン材キシラデコール2〜3回塗り仕上げ サッシはアルミ+樹脂の高断熱サッシ、ペアガラス仕様です。
なかなか良い感じに仕上がりました。 |
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居間から玄関(風除室)を見たところです。 寒冷地では室内の暖気を逃がさないため、風除室は必要です。 玄関ドアと居間の入り口のドアは無垢のタモ材、80mm程の桝目の格子戸。 下足箱は当工房作、湿気や臭いが籠らないように扉には横スリットを入れてあります。 壁は生石灰クリーム塗り仕上げ、やはり当工房施工です。 床は唐松無垢フローリング、オイルフィニッシュ仕上げ。 |
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2階の洗面カウンター(当工房作)、ドアの奥がトイレ。 個室の扉は明り取りの小窓付き。 このデザインガラスはステンドグラス作家の友人に名古屋のガラス問屋に連れて行ってもらった時に手に入れたもの。 このお宅では6種類のガラスを使いました。 |
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このお宅も自宅と同様な薪ストーブを用いての蓄熱式全館暖房システムを導入しています。 ストーブは外気導入型、カナダのリージェンシー製。このストーブは高価な触媒を使わずに独自の2次燃焼システムによって北米のEPA規制をクリアしています。 |
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真冬、最低気温が−20℃になることもある高山市。 このお宅では室内気温は昼夜を通して2階で24℃、1階で22℃、湿度は50%とだいたい安定しています。 |
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