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05:石のレイアウト 数個の火山石と吉野石を一つ配していきます。既に定着させた芯の石とのバランスを見定めながらS字の柔らかいカーブを持たせた扇状を想定しています。但し、それぞれの石の面を読みながらの作業となります。 |
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06:三叉とチェーンブロック 小さな石とはいえそう簡単に思いのままには動きません。そこで、三叉とチェーンブロックの出番がきます。三本の丸太を組んだ天井から下げたチェーンブロックで吊り上げて位置決め固定していきます。 |
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07:工夫を凝らした仕様 立ち上がった三叉の丸太1本だけを移動させるのは持ちどころがなく不自由です。それぞれの脚にはロープを付ければ、思いの場所へ脚を移動できます。 |
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08:職人コンビの息 ひとつの庭石の天端・ツラ・根を職人同志が見定め、庭に映える向きに移動させますが、その場所は、振り角度・高さに至るまで此処でしかありません。庭石としての存在を職人が吹き込んでいきます。 石庭造りは、京都なら加茂七石と称されるように地元の石を使用して、四季を通じて観賞できる配置に仕上げるのを理想としています。 |
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