|
|
今回は、お施主様ご依頼の石庭造りを取材しました。 住宅地の人通りの少ないスペースにトラックを待機させます。 荷台から300kgもの庭石を3〜4mの高さに吊り上げて移動させることから始まります。
01:庭石を移動させる準備 前もって造っておいた石床に庭石の配置をイメージします。 同時に、ユニック車を安定させるためにアウトリガーを設置して、安全にクレーンを使用できるようにします。 |
|
|
02:石床に配置 屋上石庭を造成するには、出来上がりの総重量を推測することも必要になります。 床下の空間への配慮から軽量化のためにパーライトを使用し、上に真砂土を被せて高さ30cmほどの石床を造ります。 まずは、この庭の中心となる石を配置します。クレーンで重い石を移動させるため、壁に衝突防止の木材を沿えて万が一に備えます。 |
|
|
03:石庭の芯 主体になる庭石は、石材店で仕入れの際に展示されていた観たままの様子で配置します。 ワイヤーを石から外すまでに、敷地外の道路と玄関から幾度も見通して石床に据えます。 床下に空間を有する場合は、庭石も比較的軽い火山石を選定します。稀に、FRPや模造石を使用することもありますが、かなり高額です。今回は、鳥海山の火山石を選んでいます。 |
|
|
04:芯石の定置 石の高さの微調整のあと、石底の床土を樫の木などの硬い棒切れで隙間がなくなるよう突き固めて、庭石を定着させます。このあと、周りに御岳山の火山石を配していきます。 |
|