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自宅ガレージをカフェに改装Bのつづき
此方のカフェは元々が住居の一階スペースに造られたシャッター付きガレージスペースを、カフェスペースへと大変身させた店舗です。
なのでガレージ時代のシャッターやソレを操作する開閉ボタンがありましたが、藤崎(父)さんのアイディアと、施工技術によって、その存在を感じる事が無いように、インテリアの一部として備わるように工夫されています。
写真右上は解りやすい用にシャッターを少しだけ下ろした場面です。 ロール状に収納されるシャッターのケース部分にフローリング材を利用して新たなケースを製作されています。 そして壁面に見える四角い扉付きの箱が開閉ボタンのケースです。
写真右下はシャッターを覆う箱の全体写真ですが、お父さんのアイディアでフロア材を用いて製作・設置されました。 カフェ全体の統一感も損なわれていません。(当然ながら天井部分に施工されています。) |
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写真左上は、カフェのキッチンスペースです。 オーナーさんのあらゆる要望を形にした厨房が出来上がり間近の状態です。
と謂うのは、壁面に埋め込み設置されたカップボードの下段に、更にカップボードが追加設置されます。
念の為あえて述べさせて戴くと、このカップボードも藤崎さんのワンオフ、一点物です。
この厨房(及びカフェ)の全てが、そのようなオーダーメイドのインテリアで構成されています。
写真左下は、厨房への入り口扉。 そしてカフェフロアからのステップにも、オーナーさんの好みを反映する為に、フローリング材を無骨に組むことをせずに、様々な加工を行い造り上げられていました
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此方は店内の全体像になります。
カフェ壁面は石膏ボード下地にルナファーナ(卵の殻を使った塗装)が施された、ややクリーム色の上質な壁です。 テクスチャも梨地のような凝った質感に仕上げられ、オーナーさんの拘りと、藤崎さん親子・ふじさき組の職人さん達の技術が現れています。
その壁面には更に天然無垢材を利用した小さな棚がバランス良く備え付けられていました。 もちろん、他にも至る所にオーナーさん・藤崎さん親子のアイディアと技術が結集され散りばめられています。
正直、その全てを此処で御紹介出来ないのが残念です。
実は此方の工事、既に半年近くの工事期間を費やしています。※180日間みっちりと謂う事では無いです。
カフェのオープンにまで余裕を持って工期を設定し発注されたオーナーさんと、コストと工事時間・内容のバランスを考えながら、ふじさき組代表の息子さんが、設計・段取り等を行い、お父さんが殆どの工事施工を担当して「ガレージをカフェに改築」するという大掛かりな工事を形に出来たとの事です。
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これまで書かせて戴いた事から想像して戴けると思いますが、「ふじさき組」の藤崎さん親子の御仕事は、大工工事の一般的な型にハメない・囚われない柔軟性のある対応が出来る事が魅力ではないでしょうか?
依頼主様の漠然としたイメージに職人の経験からアドバイス・アイディアを加え形に出来るプロデュース力や工事施工技術の基である、お父さんの45年の経験と実績、加えてソレを受け継ぎつつ新たなニーズを呼び起こす息子さんのバイタリティーが一つになり、「ふじさき組」藤崎さん親子の御仕事は、京都だけでなく関西の各地で行われています。
先に書かせて戴いた「息子さんが忙しく電話対応」されていたのは大手メーカーからの依頼も多く請け負っているからです。
もし大工工事でお悩みでしたら数々の実績を重ねて躍進される「ふじさき組」の藤崎さんへ御相談されてみては如何でしょう? きっと満足いくお話が出来ると思います。
それでは最後に、カフェの美人オーナーさんと藤崎さん親子の写真で今回の取材記事を締めくくらせて戴きます。
そうそう!カフェは京都の五条西小路近く「カフェ・おさんぽ さんぽ」さんです。 自ら訪ねられ、美味しいお茶を楽しみながら「ふじさき組」藤崎さん親子のお仕事に触れられて観るのも良いかも知れませんよ♪ |
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