古民家の再生リノベーション①のつづき続いて道路から表門に続く通路の改修工事です。
リノベーション工事中の建物は一般住宅とマンションに挟まれた奥に建てられているので、奥行きのある細長い通路があります。(今回の建物の奥にも更に主屋があるので通路の奥行きは60m程にもなる!)
前ページ最初の写真のようにコンクリートとアスファルトで固められた無機質な空間を、木材を使った塀を設置し創り変える事で、通路奥に在る建物を想像させる魅力的なアプローチとして、藤崎さんのアイデアが見違えらせます。
先ずはアスファルト部分を全てめくってしまい、土の地肌を露出させてから深い穴を掘り、そこに丈夫な杭を立て、モルタルを流し固定します。
※ここで使われれた杭は、元々丈夫な芯材を更に防腐処理して使うので、約30年の耐用年数を見込んでいるとの事!