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3月28日(土)に準ゼネコンから受注した電動オーニングテントの取り付け工事をやる事になり取材にお邪魔しました。
今回の工事には、宝塚市に拠点をおく、スカイテントの天田さん、天田さんのお父さん、京都の大京テントの竹内社長、服部テント商会の藤原さんの計4名で臨みます。
天田さんは、早速工事に必要な、工具類の取り出しにかかりました。
大京テントの竹内社長とも相談しながら、工具類を出していきました。 |
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4人は、早速電動オーニングテントを取り付ける基礎になる取り付け金具を取り出しました。
結構分厚い取り付け金具です。
天田さんは、取り扱い説明書を見ながら、施工の手順や、取り付けビスの長さ、などを確認しました。
取り付け金具の取り付け位置を確認し、竹内社長と、藤原さんで取り付ける事になりました。 |
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4人は、一旦、足場の上に上がって、取り付け位置の確認を現場にて合わせます。
竹内社長と藤原さんは、早速一番大切なスミ出しを竹内社長が中心になってやり終えました。
その作業が終わり、4人は、梱包を開封し、説明書を見ながら不足がないかチェックします。
その後、施工手順に従ってパッキンから、必要なパーツを取り出しました。 |
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兵庫県宝塚市に拠点を置く、スカイテントの天田裕一さんです。開封されたパッキンから出した部品のチェックを行っています。
天田さんは、大変、明朗快活な人であり、いつでも明るくハキハキしています。
誰にでも好かれる人柄であり、仕事も前向きに考え、やり遂げる職人さんです。 |
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天田裕一さんのお父さんです。
テント歴は大変古く、大京テント工業の竹内社長のお父さんとも昔からの付き合い、取引があります。
本日、工事に参加している服部テント商会の藤原さんも、昔からのお付き合いがあります。
職人皆からの人望も厚く、大変、人間のできた人物です。
最近、スカイテントさんと大京テント工業さんとの協力関係復活もお父さんの功績大と思われます。 |
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天田さんは、パッキンから取り出した部品を見て、サイズを測って取り付け位置の確認を行っています。
スミ出しをし、オーニングテント本体の取り付け金具を付け終わったので、今度は、本体の組み立てです。
4人は、再度、集合してこれからの施工手順や、テント本体の組み立てなどについて、真剣に打ち合わせをしました。
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実際に施工作業を行う、スカイテントの天田さんと、大京テントの竹内社長と、服部テント商会の藤原さんとは、これからの施工についての振り分けや手順について、最終の打ち合わせをしました。
その後、早速足場に上がり、竹内社長と藤原さんが、中心となり、スミ出しをした取り付け部品を穴を開けて止めていきました。
結構深く、電動ドリルで穴を開けていました。
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天田さんは、壁面三分の二に縦に通っているトユの所までの取り付けを行うのに、長さなどに神経と注意を払っていました。
トユまでの長さを何回も計測し、下におりました。
オーニングテントを収納する取り付けパーツをパッキンから出し地面に並べました。 |
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全ての組み立てパーツが二分の一の長さで出荷されており、それを1本につなぐ必要があります。
まず、テントのロール部分を収納するパーツのつなぎ合わせを行いました。硬質プラスチックの中心部を左右から押しながらつなぎます。
上からのカバーも中心部をつなぎ合わせました。
あとは、テントの巻き取り部分の心棒のつなぎです。 |
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テントを巻き込んで収納する心棒の繋ぎ目は、中心を差し込んでから、小さい長い釘を指定している箇所に打ち込んでいきます。
天田さんと大京テントの竹内社長が協力して、中心部に長い釘を打ち込んでいきました。
オーニングテントの最も大切な要の部分でもあるので、慎重に丁寧に釘を打ち込みました。 |
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各パーツの組み立てが終わって、夫々がこれからの足場の上での施工について話し合っています。
施工については、経験豊富な藤原さんが、アドバイスをしています。
出来あがった各パーツを2台のハシゴを使って2人で持って上にいる2人に渡します。
これから本格的な取り付け工事の開始です。 |
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左の写真は、天田のお父さんが、使用していた「磁石式釘鉄くず回収機」です。上部の取手を引っ張ると磁気が底面で発生し、散乱した釘などを見事に回収します。
一番経験豊富な藤原さんのアドバイスを聞いて、今後のオーニングテントの施工の進め方を聞いています。
4人は、組み終えたローラーの部品に巻き込まれるテンてトを取り付けるため、グラスファイバーの部分をローラーの溝に入れて丁寧に巻き上げました。
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先にオーニングテントを収納する受けのパーツを取り付けていました。
今度は、長いロールに巻き付けたテントを2台の足場に掛けたハシゴを登って、上にいる2人に手渡します。
壁面の縦に通っているトユの端から、こちらの壁面まで結構な距離であり、ギリギリに取り付けます。
端部の作業は、狭い中での窮屈な工事であり、大変苦労していました。 |
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天田さんは、テントの端に入れるグラスファイバーの用意をしています。
竹内社長は、トユの手前ギリギリに収まった端の部分のセットを行っています。
天田のお父さんと藤原さんは、トユ側から入れられたグラスファイバーを引っ張っています。
テント工事の際、グラスファイバーの使用・効用は、絶大なものがあります。 |
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天田さんは、オーニングテントの外側カバーのサイドカバーを取り付けています。トユがすぐ近くにあるため大変でした。
天田さんは、左側のテントに通したグラスファイバーの処理を行っています。
オーニングテントの外側のカバーと壁面との間に少し隙間が生じるため、壁面からの雨水が漏れて来ないように、コーキングをしています。 |
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電動オーニングテントの取り付け工事が全て完了しました。
午後から足場の撤去も終わり、綺麗になった所で、オーニングテントのテストが始まりました。
天田さんがリモートコントトール(リモコン)を持ってオーニングテントの出し入れを行います。竹内社長は、テントの動作を見ながらアドバイスをしています。
藤原さんが、テントの出し入れの際に、テントの皺やたるみを防ぐ事や、全面のレベルが均一になるように支柱を上げたりしています。 |
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天田さんは、リモコンを持って何回もオーニングテントの出し入れを行いました。
天田さん、竹内社長、藤原さんの3人は、オーニングテントを出した時、どこで止めるか、など細部に渡って相談しています。
竹内社長は、天田のお父さんの助けを借りて、風力計をオーニングテントの右サイドに取り付けました。 風の強さを設定することによって、それ以上の風が吹いた時、オーニングテントは自動的に収納すると言う優れ物です。 |
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リモコンでのテスト・設定も終わり完成です。
事務所側から見た電動オーニングテントの完成写真です。
トユが縦に走っており、その間に2機のオーニングテントの取り付けでした。
高所作業であり、ヘルメット着用でしたが、無事安全に作業を終了できました。
左の写真は、電動オーニングテントが収納された状態の写真であり、スッキリ収まっており、綺麗に仕上がりました。 |
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午前8時30分から開始した今回の電動オーニングテントの取り付け工事も午後5時には完了しました。
この工場の働く皆さんは、雨が降る際は、濡れることなくテントの下を通っていただけます。
兵庫県宝塚市に拠点を置く、スカイテントの天田さんには、完成した現場の前で写真に収まっていただきました。
本日の工事は、足場が組まれた高所作業でしたが、全員ヘルメット着用で、無事安全に完了しました。
天田さんは、終始、快活に動き回りました。性格も活発・快活ですが、工事中の態度もいつもと一緒で感心いたしました。 |
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