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今回ご紹介するのは、 ええ職人ドットコムへのご依頼がきっかけとなり 京都市右京区の戸建住宅で行われた 綿壁をクロス壁に変更する改修工事についてです。
まずは、 はくり剤と呼ばれる燈明なゼリー状の材料を コテを使用して平らに広く伸ばし 乾燥後に下地まで綺麗に削り落とされていきます。 |
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次にその下地の上に、 白い下塗材をコテで塗り広げていきます。
まるで左官屋さんのような仕事ぶりですが、 井上さんは職人さんの仕事を 見よう見真似で練習を重ね 修得されてこられたそうです。
また左写真のように道具を並べて頂きましたが、 この左官道具も全てではなく 場所に合わせ臨機応変に道具を使い分けるなど 本職にも劣らないまでに腕を上げられた井上さん。 |
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― 数日後、完全に乾燥するまで間を置き 前者の下地工程が施された壁面へ お客様のご希望により和風のクロスが 井上さんにより張られていきます。
このクロス張りでは、 前者のようにして新しく下地を作っている為 最終日の主な作業はクロスを張るのみで 終わらせることが出来ます。
しかしこれも井上さんが 常に“焦らない”ということを前提に 一つ一つ丁寧な仕事を心がけられているからこその 仕上がりと言えるのかもしれません。 |
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左写真は 今回6畳2部屋のリフォームが行われたわけですが、 その一部屋の壁一面のビフォー・アフターです。
ご覧のとおり以前綿壁だった壁ですが、 一面のクロス張りになるなど 壁そのものの仕様までも変える事ができます。 また今回のような 下地がしっかりした壁にすることで、 次回クロスを張替える際にもやりやすくなります。
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