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近鉄瓢箪山駅北口から約300m続く
サンロード瓢箪山商店街
飲食店にカフェ、スーパー、コンビニ、100円ショップ
花屋・本屋・服屋・お菓子屋・八百屋
散髪屋・美容室・薬局・医院…と
人の暮らしに必要なお店などが
多数建ち並ぶ活気のある商店街です。
そんな商店街に2024年の12月
新たに珈琲専門店が誕生しました。
その名も「自分日和(じぶんびより)」
珈琲好きのオーナー中野さんが地元に
専門店をオープンしたいと
これまた地元の工務店ツバキHOMEに依頼
代表である生島さんと何度も打ち合わせを重ね
ようやくこの記念すべき日を迎えることができました。
近鉄瓢箪山駅北口から約300m続く
サンロード瓢箪山商店街
飲食店にカフェ、スーパー、コンビニ、100円ショップ
花屋・本屋・服屋・お菓子屋・八百屋
散髪屋・美容室・薬局・医院…と
人の暮らしに必要なお店などが
多数建ち並ぶ活気のある商店街です。
そんな商店街に2024年の12月
新たに珈琲専門店が誕生しました。
その名も「自分日和(じぶんびより)」
珈琲好きのオーナー中野さんが地元に
専門店をオープンしたいと
これまた地元の工務店ツバキHOMEに依頼
代表である生島さんと何度も打ち合わせを重ね
ようやくこの記念すべき日を迎えることができました。
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聴くところによると以前は医院があったそうで
ごらんのような雰囲気でした。
門の奥にカーポート
その奥に3階建てのビルがあって
築44年と建物自体の老朽化も進んでいたことで
今回の店舗工事では内装だけでなく
雨漏り修理や床のレベル調節などを実施
聴くところによると以前は医院があったそうで
ごらんのような雰囲気でした。
門の奥にカーポート
その奥に3階建てのビルがあって
築44年と建物自体の老朽化も進んでいたことで
今回の店舗工事では内装だけでなく
雨漏り修理や床のレベル調節などを実施
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レンガで構成されていた表門は
しごき材を使って上塗りし
ツバキHOMEのデザイナーさんと
オーナーの中野さんが相談しながら
珈琲豆をイラストに使うなど
お互いのアイデアを出し合いこの形に…
今回、1階のスペースだけを
店舗として借りられたのかと思ってましたが
中野さんが建物自体を買い取られたということで
所有者となったことで
名前もあった方が良いということから「Nビル」と命名
レンガで構成されていた表門は
しごき材を使って上塗りし
ツバキHOMEのデザイナーさんと
オーナーの中野さんが相談しながら
珈琲豆をイラストに使うなど
お互いのアイデアを出し合いこの形に…
今回、1階のスペースだけを
店舗として借りられたのかと思ってましたが
中野さんが建物自体を買い取られたということで
所有者となったことで
名前もあった方が良いということから「Nビル」と命名
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カーポートも既存の物を撤去し
新しく設置
お店の雰囲気に合わせて
白を基調とした雰囲気に…
カーポートも既存の物を撤去し
新しく設置
お店の雰囲気に合わせて
白を基調とした雰囲気に…
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入口のフレームはそのまま利用され
天井の屋根部分は張り替えをし
床のコンクリートは斫って
段差をなくしたスロープ型に造り変え
入店してすぐ左手にあるクロスは
チョークで文字や絵が描けるモノで
黒板やホワイトボードのように
消したりすることもでき
今後イラストやメニュー
珈琲の説明などを書く予定だそうです。
入口のフレームはそのまま利用され
天井の屋根部分は張り替えをし
床のコンクリートは斫って
段差をなくしたスロープ型に造り変え
入店してすぐ左手にあるクロスは
チョークで文字や絵が描けるモノで
黒板やホワイトボードのように
消したりすることもでき
今後イラストやメニュー
珈琲の説明などを書く予定だそうです。
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右手には二階へと続く階段
壁には押し開ける形の収納スペース
この広さだと今後
二階に机など持ち運ぶことが困難なことから
階段の白壁が必要な時に
取り外せる形になっているそうです。
右手には二階へと続く階段
壁には押し開ける形の収納スペース
この広さだと今後
二階に机など持ち運ぶことが困難なことから
階段の白壁が必要な時に
取り外せる形になっているそうです。
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キッチンの冷蔵庫とトイレの扉を見えないように
取り付けられたこちらの壁も
ただの壁のように見ますが実は可動式となっていて
必要な時は動かせるという作りに…
キッチンの冷蔵庫とトイレの扉を見えないように
取り付けられたこちらの壁も
ただの壁のように見ますが実は可動式となっていて
必要な時は動かせるという作りに…
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トイレの位置は以前のままですが
壁はタイルの上にボードを張って
クロスで仕上げるなど
新しく綺麗にリフォーム
奥行きのある空間になっていました。
トイレの位置は以前のままですが
壁はタイルの上にボードを張って
クロスで仕上げるなど
新しく綺麗にリフォーム
奥行きのある空間になっていました。
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メインとなるキッチンは
店主の中野さんの作業スペースと
来店されたお客さんと
人一人ではなくもう一人後ろを通れる余裕と
ベンチを設置することで
他に待たれている方のことを考え
それぞれどのくらいスペースを確保すれば良いかと
かなり悩んで決めたそうです。
実際に来店されれば
ここで珈琲豆を選ぶという形になるため
照明の位置から数
カウンターの高さに至るまで
オーク材を使用し
綿密に考え抜かれた設計になっています。
メインとなるキッチンは
店主の中野さんの作業スペースと
来店されたお客さんと
人一人ではなくもう一人後ろを通れる余裕と
ベンチを設置することで
他に待たれている方のことを考え
それぞれどのくらいスペースを確保すれば良いかと
かなり悩んで決めたそうです。
実際に来店されれば
ここで珈琲豆を選ぶという形になるため
照明の位置から数
カウンターの高さに至るまで
オーク材を使用し
綿密に考え抜かれた設計になっています。
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自分日和さんでは
焙煎された珈琲豆を購入できるだけでなく
奥のカフェスペースで飲むこともでき
こちらの窓から受け渡しをし
飲み終わればこちらに返却するという
半セルフ的なスタイルとなっています。
そこで生島さんは
この空間を作るにあたって
電車で使われている窓を採用
両手でそれぞれのロックを外して
上下動させる構造になっていて
今回の店舗工事で生島さんが
特にお気に入りのポイントだそうです。
自分日和さんでは
焙煎された珈琲豆を購入できるだけでなく
奥のカフェスペースで飲むこともでき
こちらの窓から受け渡しをし
飲み終わればこちらに返却するという
半セルフ的なスタイルとなっています。
そこで生島さんは
この空間を作るにあたって
電車で使われている窓を採用
両手でそれぞれのロックを外して
上下動させる構造になっていて
今回の店舗工事で生島さんが
特にお気に入りのポイントだそうです。
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店内の音楽も
Bluetoothを使ってジャズなど
雰囲気に合わせた音楽が流せて
奥のカフェスペースに関しては
手前の珈琲豆を選ぶところとは
別の空間にしたかったという中野さんの希望で
仕切りのガラス製スライド扉を設置
こうすることで見た目だけでなく
空調も必要なときだけ分けて点けることができるため
光熱費の削減にも繋がります。
店内の音楽も
Bluetoothを使ってジャズなど
雰囲気に合わせた音楽が流せて
奥のカフェスペースに関しては
手前の珈琲豆を選ぶところとは
別の空間にしたかったという中野さんの希望で
仕切りのガラス製スライド扉を設置
こうすることで見た目だけでなく
空調も必要なときだけ分けて点けることができるため
光熱費の削減にも繋がります。
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奥のカフェスペースは
一人用のカウンターから二人席、複数人と
約10数席の椅子が配され
机は硬質のタモの木を使って
ツバキHOMEさんが製作
椅子は机の雰囲気に合わせて
中野さんが別で購入されたそうです。
奥のカフェスペースは
一人用のカウンターから二人席、複数人と
約10数席の椅子が配され
机は硬質のタモの木を使って
ツバキHOMEさんが製作
椅子は机の雰囲気に合わせて
中野さんが別で購入されたそうです。
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スペースの奥には天窓などを使って
外光がしっかりと差し込むことで
照明だけに頼らない自然な雰囲気に…
スペースの奥には天窓などを使って
外光がしっかりと差し込むことで
照明だけに頼らない自然な雰囲気に…
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そしてこのカフェスペースには
手洗い場も設置
人生上手くいかない日やアンラッキーなときもあるけど
珈琲にはその香りでホッとしたり
癒されたりする効果があるからこそ
その珈琲のチカラで
良い日だったなと感じられるようにと
「自分日和」という店名を考案された
オーナーの中野さんの想いが
店内全体を包む
その1つ1つの存在が上手く調和した
落ち着いた空間になっていました。
そしてこのカフェスペースには
手洗い場も設置
人生上手くいかない日やアンラッキーなときもあるけど
珈琲にはその香りでホッとしたり
癒されたりする効果があるからこそ
その珈琲のチカラで
良い日だったなと感じられるようにと
「自分日和」という店名を考案された
オーナーの中野さんの想いが
店内全体を包む
その1つ1つの存在が上手く調和した
落ち着いた空間になっていました。
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今回の取材撮影では
ツバキHOMEの生島さんだけでなく
店主の中野さんもいらっしゃったので
お店の特徴やこだわり、想いなど
いろいろと伺うことができました。
東大阪市に誕生した
珈琲豆販売&カフェ「自分日和」さんの
まず目を惹くポイントは
店内に焙煎機が設置されていること
京都のダイイチデンシ株式会社さんが
製作された魅せる自動珈琲焙煎機
「NOVO MARKⅡ」 は
焙煎時間をコンピューター制御することで
段階的に好みの度合いを変えることができ
鮮度が命の珈琲豆を
注文を受けてから焙煎されるため
実際にその様子を見ることができます。
今回の取材撮影では
ツバキHOMEの生島さんだけでなく
店主の中野さんもいらっしゃったので
お店の特徴やこだわり、想いなど
いろいろと伺うことができました。
東大阪市に誕生した
珈琲豆販売&カフェ「自分日和」さんの
まず目を惹くポイントは
店内に焙煎機が設置されていること
京都のダイイチデンシ株式会社さんが
製作された魅せる自動珈琲焙煎機
「NOVO MARKⅡ」 は
焙煎時間をコンピューター制御することで
段階的に好みの度合いを変えることができ
鮮度が命の珈琲豆を
注文を受けてから焙煎されるため
実際にその様子を見ることができます。
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まずはカウンターに置かれた
ブラジル、コロンビア、エチオピア
イエメン、パプアニューギニアなどの産地から
実際に見て中野さんからの説明を聴いて
匂いも感じながら珈琲豆を選択
100グラム単位から購入することができ
シナモン、ハイ、シティ
フルシティにフレンチ…と
自分日和さんでは5段階の焙煎をされていて
焙煎時間が長くすることで
豆の色が濃く香ばしさも増していき
その日の気分や新しい試みなど
自分の好きなテイストで楽しめます。
まずはカウンターに置かれた
ブラジル、コロンビア、エチオピア
イエメン、パプアニューギニアなどの産地から
実際に見て中野さんからの説明を聴いて
匂いも感じながら珈琲豆を選択
100グラム単位から購入することができ
シナモン、ハイ、シティ
フルシティにフレンチ…と
自分日和さんでは5段階の焙煎をされていて
焙煎時間が長くすることで
豆の色が濃く香ばしさも増していき
その日の気分や新しい試みなど
自分の好きなテイストで楽しめます。
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ごくたまにしか飲むことがない
自分にとっては
珈琲豆といえば茶色っぽいイメージでしたが
実際に珈琲の生豆を見せて頂くと
ご覧のような明るい色をしていて
これが焙煎することで
普段見慣れている色になることを知りました。
ごくたまにしか飲むことがない
自分にとっては
珈琲豆といえば茶色っぽいイメージでしたが
実際に珈琲の生豆を見せて頂くと
ご覧のような明るい色をしていて
これが焙煎することで
普段見慣れている色になることを知りました。
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実際に匂いも嗅がせてもらいながら
ブラジル産の豆を使った珈琲を淹れて頂き
中野さんからお店のことや珈琲のことなど
いろいろお話を伺っていくうちに
自分の中で珈琲に対する見方が変わるなど
「自分日和」さんは
ただ珈琲を求めるだけのお店ではなく
珈琲談義をしながら
匂いや味などあの雰囲気の中で感じながら
一人一人に合った珈琲を発見していける
そんな珈琲屋さんだと改めて思いました。
実際に匂いも嗅がせてもらいながら
ブラジル産の豆を使った珈琲を淹れて頂き
中野さんからお店のことや珈琲のことなど
いろいろお話を伺っていくうちに
自分の中で珈琲に対する見方が変わるなど
「自分日和」さんは
ただ珈琲を求めるだけのお店ではなく
珈琲談義をしながら
匂いや味などあの雰囲気の中で感じながら
一人一人に合った珈琲を発見していける
そんな珈琲屋さんだと改めて思いました。
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そんな自分日和さんでは
珈琲豆を購入することや
奥のカフェスペースで飲むことはもちろん
中野さん自身がデザインされたカップで
テイクアウトも可能です。
そして店内カウンターの向かいの棚には
自宅で飲めるようにとフィルターや計りなど
珈琲に関連したモノから
プレゼント用のギフト商品まで置いてあります。
そんな自分日和さんでは
珈琲豆を購入することや
奥のカフェスペースで飲むことはもちろん
中野さん自身がデザインされたカップで
テイクアウトも可能です。
そして店内カウンターの向かいの棚には
自宅で飲めるようにとフィルターや計りなど
珈琲に関連したモノから
プレゼント用のギフト商品まで置いてあります。
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中野さんに淹れて頂いた
珈琲をいっしょに飲んだ生島さんも
早速 事務所のスタッフにもと焙煎仕立ての豆を購入
中野さんにとっても
生島さんにとっても
地元 東大阪という
住み慣れた愛着のある町で繋がったことで
新たな可能性が生まれました。
実際に店をオープンにするにあたって
ツバキHOMEさんを選んだ理由が
「社長(生島さん)の人柄が…」
その一言を中野さんから聴いて
やっぱ最後は人なんだと改めて実感しました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
中野さんに淹れて頂いた
珈琲をいっしょに飲んだ生島さんも
早速 事務所のスタッフにもと焙煎仕立ての豆を購入
中野さんにとっても
生島さんにとっても
地元 東大阪という
住み慣れた愛着のある町で繋がったことで
新たな可能性が生まれました。
実際に店をオープンにするにあたって
ツバキHOMEさんを選んだ理由が
「社長(生島さん)の人柄が…」
その一言を中野さんから聴いて
やっぱ最後は人なんだと改めて実感しました。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん