ウッドショックによるプレカット加工が出来にくい時でも手刻みの経験と技術があれば
今回の新築一戸建て平屋の仕事がスムーズにできます。
私の手刻みは材木と材木の継ぎ手。柱のホゾ仕事にはこんな思いを…
先ずは私一人で手刻みしているので誰も見ていない、お客様も見ていないのです。
でも お客様のご先祖様には観られています。
私はいつもお客様のご先祖様と会話しながらお仕事をさせて頂いております。
大工仕事の真髄はお客様が知らないことが多く
例えば込み栓を打っているのを見てもその必要性や意味が分からないと思います。
だけどこうすることで強度が増し頑丈な家造りができます。
昭和53年に長崎の平戸市の工務店に弟子入りしてこんな素晴らしい技術を身に付けさせてもらい
大工伝統の職人技を現代の家造りにも注ぎ込まないともったいない。
そんな想いで日々大工仕事に励んでおります。
記事には載せきれなかった
完成写真をまとめたスライドショーがこちらで見ることができますので
よりどんな雰囲気か感じて頂けるかと思います。
ええ職人ドットコム YouTube channel :
新築の継ぎ手製作(追掛大栓継+長ホゾ込み栓差し)