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土木・基礎屋  森本冬樹の施工例

施工例写真1
今日は京都府向日市から
京都、大阪(北摂)、奈良北部、滋賀と日々様々な現場で活動されています
代表 森本さん率いる職人軍団 TEAM MAST さんによる
リノベーション工事したお家の裏庭に砂利を敷く施工です。

こちらのお宅はすでに建物は完成していますが
表のエクステリアや外構工事は後日されるということで
そちらの模様はまた別記事でご紹介します。

朝、約束の時間に到着すると
すでに TEAM MASTさん の車が停まっていました。
施工例写真2
裏庭に行くと
応援スタッフである稲本さんが数名のスタッフさんと
雑草や枯葉を掃除し、土を慣らして平らにして
砂利が敷きやすいように下準備されていました。

稲本さんとは前回の取材から約1年ぶりの再会とあって
覚えてもらっているか不安だったのですが

恐る恐る近づいてご挨拶をするとちゃんと覚えてくださり
ホッとひといき(^_^;)

今日の作業内容をお聴きすると
裏庭や家の横の砂利を敷こうとしているスペースには
大きな石などがあることから
それをどかして砂利を敷くのはお昼過ぎになるとのことでした。
施工例写真3
10時頃になると
朝イチで別現場の様子を観に行かれていた
TEAM MAST代表であり土木基礎職人の森本さんが到着。

今現在、TEAM MAST さんは多忙で
いくつもの施工現場抱えながら
スタッフ一丸となって作業されている状況です。

森本さんともお会いするのが一年ぶりで
事前の電話では覚えてもらってなかったのですが(笑)

裏庭はとにかく蚊が多かったので
森本さんが早速、世間話をしながら蚊取り線香を点けてくださいました。
施工例写真4
いや〜ホントに蚊が多くて
今日の取材どうしようと思ってたほどでした。

おそらく今まで眠っていた蚊たちが
作業で土を掘り返しだした途端、ビックリして出てきたって感じで
『 お昼の暑い時間帯になると落ち着くよ 』 と森本さんが教えてくださり

本当に助かりました〜。
施工例写真5
今日のこの現場はTEAM MAST の高橋さんが現場責任者として
稲本さんと他のスタッフさんと3人で作業を進めていかれます。

玄関前には以前の外構工事で使われていた
大きな石や瓦がいくつもあって
砂利を敷くためにこれらすべて撤去するということです。

森本さんは次の現場へ向かわれるということで
1時間ほどいろいろお話を伺ったあと
高橋さんたちに任せて颯爽と去っていかれました。
施工例写真6
以前の玄関には
これだけの瓦が使われていました。

高橋さんが掘り返していくと
まだまだ土の下から瓦の破片が出てきます。

このあとの作業である砂利を敷くには
下地をしっかりと平らにして余計なモノを撤去しておかないと
砂利を敷く本来の意味と効果が半減してしまうため
1つ1つ丁寧に取り除かれていきました。
施工例写真7
玄関前の撤去がある程度できてきた頃に
高橋さんは稲本さんに残りの撤去作業を任せ
砂利を調達しに向日市にある事務所へトラックで向かわれました。

その間に稲本さんが転がしてきた石の大きいこと!

稲本さん自身、体格はガッチリされてますが
これだけの石を転がすのはかなり大変な作業で
家の横まではユンボが入り込めない為に
表までケガしないようゆっくりと転がしながら運ばれていました。
施工例写真8
表まで運んだあとは、こうやってユンボで移動。

大きな石もへっちゃらです。
施工例写真9
丁度、お昼休憩を挟んだあとくらいに
高橋さんの砂利を積んだトラックが戻って来ました。

今回 使用されるのは、5号サイズの砕石です。

砂利にも色や形、大きさなど、たくさんの種類があり
それぞれの雰囲気に合ったモノを選ぶことができます。
施工例写真10
こうやって砂利をすくって・・・
施工例写真11
TEAM MAST さんにとっては当たり前のことかもしれませんが
僕からすれば、よくここまで自分の手の様に
ユンボを起用に操作されるなぁって驚きと感心しました。
施工例写真12
あとは高橋さんともう一人のスタッフさんで
家の横や裏庭に砂利を撒いていきます。
施工例写真13
ただ適当に撒くのではなく
あとで慣らしやすいよう均等になっているのが分かりますか?

高橋さん曰く
この1つ1つの山も高くなり過ぎないように砂利を撒くことで
後の作業のしやすさにも繋がるそうです。
施工例写真14
高橋さんは元々 デベロッパーの仕事をされていましたが
森本さんのお子さんと友人関係だったこともあって
後に TEAM MAST の一員になられたそうです。

土木基礎やエクステリアなどの外構工事は
今のような暑い時期は特に肉体的に大変ではありますが
出来上がったときの喜びがやりがいになりますと仰ってました。

施工例写真15
砂利の撒き方もアートのよう。

森本さんがエクステリアや外構工事は
それぞれの家の雰囲気を最大限に活かせるモノを創りたいと

単なる仕事の1つではなく
アート的要素をふんだんに織り交ぜた
個性のあるモノをと仰っていたのを思い出しました。
施工例写真16
砂利を撒き終えると
レーキとスコップを使って砂利を慣らしていきます。

これもただ平らにするということではなく
家に向かって高く傾斜をつけることで
水の流れが家の外に流れていくようになります。

レーキの使い方1つとっても
腰をかがめて低く使うことによって
砂利がデコボコすることなく均一に仕上がります。

このとき見ていると
最終的な仕上げの時は道具を使わず手で砂利を馴染ませておられ
些細なことのようでも妥協しない姿勢が TEAM MASTさん の真骨頂です。
施工例写真17
砂利を敷くことの1つ目のポイントは
まず景観が良くなるということです。

色や形、大きさによって家の雰囲気もガラッと変わります。

そして、雨が降ったときに
土では汚れてしまいますが、砂利があればその心配もなく
雑草対策にもなりますので余計な負担が減ります。
施工例写真18
あと、実際に歩いてみると分かると思いますが
砂利を敷くことで防犯対策にもなります。

特に裏庭はこのように砂利を敷いておけば
その辺りの心配も解消され、安心感が増します。

ただ、コンクリートに比べれば予算も抑えることはできますが
砂利は歩いていくうちに排水溝に落ちて減っていったり
掃除がしずらくなったりと
メンテナンスの部分で多少影響が出ますので

一時の判断ではなく長期的に見て
どちらが自分にとって最良の選択になるか?

しっかりとお考えの上
もし分からないことや不安なことがあれば
TEAM MAST さんに何でも気軽にご相談ください。
施工例写真19
こちらは横玄関です。

あれだけあった大きな石や瓦が撤去され
砂利を敷く準備が整いました。
施工例写真20
こちらは
ドアのある真ん中通路部分がコンクリートになる予定ですので
両サイドにだけ砂利を撒きます。
施工例写真21
コンクリートを流すための型枠の準備をして
後日、表のエクステリアや外構工事のときに
こちらもいっしょに仕上げをされる予定です。

完成写真は後日 追記致しますのでお楽しみに!
施工例写真22
※ 追記 その1

表のエクステリアや外構工事と並行して
横の玄関前にもコンクリートが流されました。

日陰であるため、乾くのにもう少し時間がかかりそうですが
数日後には土間工事もされる予定です。


取材撮影&文 : とくおか じゅん

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