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今日は京都府向日市から 京都、大阪(北摂)、奈良北部、滋賀と日々様々な現場で活動されています 代表 森本さん率いる職人軍団 TEAM MAST さんによる リノベーション工事したお家の裏庭に砂利を敷く施工です。
こちらのお宅はすでに建物は完成していますが 表のエクステリアや外構工事は後日されるということで そちらの模様はまた別記事でご紹介します。
朝、約束の時間に到着すると すでに TEAM MASTさん の車が停まっていました。 |
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裏庭に行くと 応援スタッフである稲本さんが数名のスタッフさんと 雑草や枯葉を掃除し、土を慣らして平らにして 砂利が敷きやすいように下準備されていました。
稲本さんとは前回の取材から約1年ぶりの再会とあって 覚えてもらっているか不安だったのですが
恐る恐る近づいてご挨拶をするとちゃんと覚えてくださり ホッとひといき(^_^;)
今日の作業内容をお聴きすると 裏庭や家の横の砂利を敷こうとしているスペースには 大きな石などがあることから それをどかして砂利を敷くのはお昼過ぎになるとのことでした。 |
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10時頃になると 朝イチで別現場の様子を観に行かれていた TEAM MAST代表であり土木基礎職人の森本さんが到着。
今現在、TEAM MAST さんは多忙で いくつもの施工現場抱えながら スタッフ一丸となって作業されている状況です。
森本さんともお会いするのが一年ぶりで 事前の電話では覚えてもらってなかったのですが(笑)
裏庭はとにかく蚊が多かったので 森本さんが早速、世間話をしながら蚊取り線香を点けてくださいました。 |
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いや〜ホントに蚊が多くて 今日の取材どうしようと思ってたほどでした。
おそらく今まで眠っていた蚊たちが 作業で土を掘り返しだした途端、ビックリして出てきたって感じで 『 お昼の暑い時間帯になると落ち着くよ 』 と森本さんが教えてくださり
本当に助かりました〜。 |
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今日のこの現場はTEAM MAST の高橋さんが現場責任者として 稲本さんと他のスタッフさんと3人で作業を進めていかれます。
玄関前には以前の外構工事で使われていた 大きな石や瓦がいくつもあって 砂利を敷くためにこれらすべて撤去するということです。
森本さんは次の現場へ向かわれるということで 1時間ほどいろいろお話を伺ったあと 高橋さんたちに任せて颯爽と去っていかれました。 |
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以前の玄関には これだけの瓦が使われていました。
高橋さんが掘り返していくと まだまだ土の下から瓦の破片が出てきます。
このあとの作業である砂利を敷くには 下地をしっかりと平らにして余計なモノを撤去しておかないと 砂利を敷く本来の意味と効果が半減してしまうため 1つ1つ丁寧に取り除かれていきました。 |
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玄関前の撤去がある程度できてきた頃に 高橋さんは稲本さんに残りの撤去作業を任せ 砂利を調達しに向日市にある事務所へトラックで向かわれました。
その間に稲本さんが転がしてきた石の大きいこと!
稲本さん自身、体格はガッチリされてますが これだけの石を転がすのはかなり大変な作業で 家の横まではユンボが入り込めない為に 表までケガしないようゆっくりと転がしながら運ばれていました。 |
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表まで運んだあとは、こうやってユンボで移動。
大きな石もへっちゃらです。 |
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丁度、お昼休憩を挟んだあとくらいに 高橋さんの砂利を積んだトラックが戻って来ました。
今回 使用されるのは、5号サイズの砕石です。
砂利にも色や形、大きさなど、たくさんの種類があり それぞれの雰囲気に合ったモノを選ぶことができます。 |
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こうやって砂利をすくって・・・ |
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TEAM MAST さんにとっては当たり前のことかもしれませんが 僕からすれば、よくここまで自分の手の様に ユンボを起用に操作されるなぁって驚きと感心しました。 |
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あとは高橋さんともう一人のスタッフさんで 家の横や裏庭に砂利を撒いていきます。 |
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ただ適当に撒くのではなく あとで慣らしやすいよう均等になっているのが分かりますか?
高橋さん曰く この1つ1つの山も高くなり過ぎないように砂利を撒くことで 後の作業のしやすさにも繋がるそうです。 |
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高橋さんは元々 デベロッパーの仕事をされていましたが 森本さんのお子さんと友人関係だったこともあって 後に TEAM MAST の一員になられたそうです。
土木基礎やエクステリアなどの外構工事は 今のような暑い時期は特に肉体的に大変ではありますが 出来上がったときの喜びがやりがいになりますと仰ってました。
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砂利の撒き方もアートのよう。
森本さんがエクステリアや外構工事は それぞれの家の雰囲気を最大限に活かせるモノを創りたいと
単なる仕事の1つではなく アート的要素をふんだんに織り交ぜた 個性のあるモノをと仰っていたのを思い出しました。 |
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砂利を撒き終えると レーキとスコップを使って砂利を慣らしていきます。
これもただ平らにするということではなく 家に向かって高く傾斜をつけることで 水の流れが家の外に流れていくようになります。
レーキの使い方1つとっても 腰をかがめて低く使うことによって 砂利がデコボコすることなく均一に仕上がります。
このとき見ていると 最終的な仕上げの時は道具を使わず手で砂利を馴染ませておられ 些細なことのようでも妥協しない姿勢が TEAM MASTさん の真骨頂です。 |
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砂利を敷くことの1つ目のポイントは まず景観が良くなるということです。
色や形、大きさによって家の雰囲気もガラッと変わります。
そして、雨が降ったときに 土では汚れてしまいますが、砂利があればその心配もなく 雑草対策にもなりますので余計な負担が減ります。 |
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あと、実際に歩いてみると分かると思いますが 砂利を敷くことで防犯対策にもなります。
特に裏庭はこのように砂利を敷いておけば その辺りの心配も解消され、安心感が増します。
ただ、コンクリートに比べれば予算も抑えることはできますが 砂利は歩いていくうちに排水溝に落ちて減っていったり 掃除がしずらくなったりと メンテナンスの部分で多少影響が出ますので
一時の判断ではなく長期的に見て どちらが自分にとって最良の選択になるか?
しっかりとお考えの上 もし分からないことや不安なことがあれば TEAM MAST さんに何でも気軽にご相談ください。 |
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こちらは横玄関です。
あれだけあった大きな石や瓦が撤去され 砂利を敷く準備が整いました。 |
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こちらは ドアのある真ん中通路部分がコンクリートになる予定ですので 両サイドにだけ砂利を撒きます。 |
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コンクリートを流すための型枠の準備をして 後日、表のエクステリアや外構工事のときに こちらもいっしょに仕上げをされる予定です。
完成写真は後日 追記致しますのでお楽しみに! |
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※ 追記 その1
表のエクステリアや外構工事と並行して 横の玄関前にもコンクリートが流されました。
日陰であるため、乾くのにもう少し時間がかかりそうですが 数日後には土間工事もされる予定です。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
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