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京都府向日市を拠点に 京都、大阪(北摂)、奈良、滋賀で活動されています TEAM MAST 代表 森本さんのこれまでの実績をご紹介します。
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● Before
こちらは地震で塀を支えていた石の柱にひびが入って割れ ※ 黄色の丸印
木だと腐ってしまうことから コンクリートで造り直してほしいとご依頼されたそうです。 |
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● After
これがコンクリートに見えますか?
一般的な業者であれば ただコンクリートの打ちっぱなしで終わらせるところを
型枠を造ってコンクリートを流して そのあとハンマーで叩いてひと手間を加えることで 前の石柱と比べても違和感のない自然な仕上がりにされました。
築100年を超える建物の中に どうやったら違和感なく新しいモノを共存させることができるか?
それが 『 はつり仕上げ 』 という発想に辿り着いたそうです。 |
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森本さんのこだわりの1つが 新たに既製品を使うのではなく、その場にある物を再利用すること。
門扉もこれだけの材料があればこのように・・・
↓ ↓ ↓ |
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例え半日でもそのひと手間を加えることで 材料費を抑えるだけでなく そこに新たな命が宿り 『 個性 』 が生まれます。 |
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● Before
こちらのエクステリアですが 年数が経ったことで歪みや凹み、割れが目立ちます。 |
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● After
そんな土間工事を森本さんはご覧のように レンガなどは元々 そこにあったモノを再利用し 小さなお家の玄関にもちょっとした工夫を施されました。
普通に一般業者さんに頼めば 早くて楽に作業ができるコンクリートの土間になりますが
それでは何の味気もない寂しさを感じた森本さんは 例え作業手間が増えても 何年も残っていくモノとして想像を創造されました。 |
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森本さんはこの世界に入って30年。
はじめは家族のため TEAM MAST を立ち上げ安定させるために ハウスメーカーの仕事もたくさんされていました。
しかし、先ほどにも言いましたが 効率性と生産性を重視するハウスメーカーの仕事は やればやるほど一軒単価が下がっていき
バブルが弾けてリーマンショックが起こったことで 昔のように頑張れば稼げる時代ではなくなり
挙句には現場監督まで任されるようになって負担も大きくなり かなり大変な時期を乗り越えてこられました。 |
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様々な現場を携わっていく中で 自分が施工しても何も残せてないと感じられ
絵を描くことが好きな森本さんは そのアート志向が徐々に仕事の中でも芽生え 『 残る仕事 』 をしていきたいと思われました。 |
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こちらが森本さんが実際にスケッチされたモノ。 |
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そしてこれが出来上がり。
これだけ明確にスケッチしてもらえると 出来上がりが想像できて納得のいく仕上がりに満足できますね。 |
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人は皆、それぞれ違う環境で育ってきて 十人十色の考えを持っているのに
住む家に関して言えば 同じような形をしたモノばかりが増えたような気がします。
周りの目を気にして無難な造りで満足してしまう。
というより、他の選択肢を見せてもらえず そういう風にさせられている今の建築業界を残念に思います。 |
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森本さんにとっての 『 残る仕事 』 とは ただ奇抜なことを追求したモノではなく
それぞれの家が持つ雰囲気や趣を壊さないような デザインアート・エクステリアです。 |
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建築士 は 資格を活かして生業をしている人。
建築家 は 建築士さんよりアート志向が強い人。
建築屋 は 現場で施工する職人さん。
アートの本場 ヨーロッパに実際に観に行くほど 絵を描くことが好きな森本さんは 単なる建築屋さんではなく、建築家に近い建築屋さんを目指し
挑戦し続けることで 今まで固定概念に捉われていた人たちの考えも 少しずつ変わってきたという実感があるそうです。 |
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エクステリアは家の顔です。
その印象によって家の見え方も大きく変わってきます。 |
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ちょっとした小スペースであっても その雰囲気に適した答えを森本さんが導き出し さりげない手間を加えることで
住む人、家に遊びに来る人に 見た目だけでなく心にも彩りが生まれるはずです。 |
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ここにも |
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あの家にも
森本さんの施工した軌跡が残っています。 |
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TEAM MAST 代表 森本さんは 他の職人さんが思いつかないような自由な発想と 住む人の幸せと喜びを生み出す心遣いで
それぞれの家の雰囲気に合った 30年のキャリアとアート技術を活かした 安心・安全な施工ができるとても貴重な職人さんです。
京都でオリジナルなエクステリアや外構工事をお考えの方は ぜひ一度、森本さんにご相談ください。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
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